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給与計算アウトソーシング比較30選〜料金相場・メリット・選び方を解説〜【2024年版】

「給与計算を担当できる人が社内にいなくなる」あるいは「現状の委託先を見直さなければならない」といった理由から、給与計算アウトソーシングの依頼先を比較検討している方も少なくないことでしょう。

そこで本記事では、給与計算アウトソーシングの概要やメリット、選び方の基準、主要な30のサービスの特徴についてご紹介します。

ほとんどの企業にとって、給与計算業務は、社外の専門事業者にアウトソーシングするのは合理的な選択といえますが、本記事を読めば、給与計算アウトソーシングの料金相場や各サービスの違い、自社にはどのサービスが合いそうかなどが分かります。

具体的な検討はこれからという方も、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

1 給与計算アウトソーシングの概要

給与計算アウトソーシングは、給与計算業務を代行するサービスです。従業員の給与計算や、それに関連した業務を外注できる仕組みで、「給与計算代行サービス」とも呼ばれます。

給与計算は、事業の継続に欠かせない重要な業務ですが、専門知識を要するため人材配置が困難となるケースが少なくありません。信頼できる事業者へのアウトソーシングは「業務の継続性」「人的資本経営(社内人材の有効活用)」の観点から、組織にとってメリットの大きい選択といえます。

さらに、自社に合ったサービスをうまく選べば、「給与計算結果の品質向上」「トータルコストの削減」という面でも、内製を上回るメリットが期待できます。

給与計算アウトソーシングの事業者は多数あり、サービス内容にも違いがあります。「給与計算担当者が近く休職予定だが、引き継げる社員がいない」「給与計算を既に外注しているが、成果に満足していない」といった場合は特に、代表的なサービスをいくつか選んで比較検討してみることをおすすめします。

2 依頼先を選ぶポイント

自社に合った給与計算アウトソーシングの依頼先を効率的に選ぶには、いくつかの重要ポイントに注目してサービス内容をチェックするのが効果的です。実際のサービス比較に入る前に、それらのチェックポイントを整理しましょう。

2-1 対応範囲

給与計算アウトソーシングサービスの検討にあたって最初にチェックしたいのが、サービスの対応範囲です。

外注・アウトソーシングの対象となりうる給与関連の日常的な業務には、主に次のようなものがあります。

項目 業務詳細
①設定・運用 ・入退社、給与改定、法令改正などに伴う設定変更
・住民税額、社会保険の標準報酬月額の設定変更
・システム変更を伴う外注時のデータ移行・初期設定など
② 勤怠集計 ・入力漏れや間違いがないか確認し、勤怠データを確定
・勤怠システムのデータまたは手計算の集計データを給与計算ソフトに取り込み
③ 給与計算 ・勤怠データなどから毎月の給与の総支給額・控除額などを計算
・給与計算結果のチェック
・賃金台帳を記入、給与明細を作成
・給与の支給(振込依頼など)、源泉所得税の納付
④ 賞与計算 ・賞与支給額、控除額などを計算し、賞与明細等を作成
・賞与の支給、源泉所得税の納付
⑤ 年末調整 ・従業員から必要書類を収集し、所得税額を計算
・還付・追徴を給与に反映
・源泉徴収票の発行
⑥ 社会保険手続き ・労働保険の年度更新、社会保険の算定基礎届などの提出
・従業員の入退社に伴う届け出
・保険料の納付
⑦ 労務相談 ・労使トラブルに関する相談
・社内規程などのコンサルティング業務

2-2 納期対応

給与計算のアウトソーシングを依頼した後、「いつまでに完了するか」という納期も重要なポイントです。

例えば毎月の給与計算は、従業員全員の勤怠が確定した時点から着手可能となりますが、「勤怠確定データを共有してから何営業日後に納品が可能か」はサービスによって異なり、納期として通常510営業日を設定している例が多いようです。

希望する日程に収まるかどうか、いざという時に特急対応が可能かなどを確認しましょう(勤怠の確定や情報共有を迅速に行うため、特定の勤怠管理ツールの導入を推奨するアウトソーシング事業者もあります)。

また、最初にアウトソーシングを依頼してから初回の処理が始まるまでの準備にも時間がかかります。多くのサービスでは13カ月を要するため、希望する開始時期がある場合は、それまでに間に合うかも確認しましょう。

2-3 費用

給与計算アウトソーシングサービスの費用は従業員数や依頼範囲などにもよって変わりますが、例えば従業員50名の給与計算を外注する費用相場は月額50,000円から100,000円程度です。

課金体系は、給与計算の対象人数を単位とした従量制のほか、定額の基本料金を加算するサービスや、一定ラインより人数が多い・少ない場合に料金計算ルールが変わるサービスもあります。自社の規模に合わせて、総額をシミュレーションしてみるとよいでしょう。

さらに、月額料金とは別に初期費用がかかるかどうかも確認しましょう。サービスによっては、給与計算ソフトの設定やデータ登録作業などの手数料として、数十万円の費用がかかるケースが多いです。

2-4 データ連携

給与計算アウトソーシングのサービスが、自社との間でどのようにデータを受け渡すかも、ぜひチェックしたいポイントです。

やりとりする具体的なデータとしては、「給与明細のデータ(社員の確認用)」「給与支払いのデータ(会計処理への反映用)」などがありますが、中でも重要なのが、給与計算の基礎になる情報として依頼先に渡す「勤怠のデータ」です。

給与計算の外注をきっかけに業務の効率化を図りたい場合、勤怠データのスムーズな共有は成功の必須条件といえます。

この点に関して特に注意が必要なのは、「すでに勤怠管理ソフトを導入している企業」です。ソフトの出力データ(CSVまたはAPI連携)をサービス側でそのまま取り込めるか、加工が必要であれば作業を依頼できるかを、必ず確認しましょう。

2-5 セキュリティ

給与計算アウトソーシングサービスのセキュリティも、きわめて大切なポイントです。

給与計算アウトソーシングで日常的に扱われるデータの中には、社員の個人情報や支給される給与額など、秘匿すべき内容が多く含まれます。そのため依頼先の事業者を選ぶ際には、自社が預けるデータの管理体制をチェックすることを強くおすすめします。

具体的には、サービスを運営する事業者がISMS」(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証、または「プライバシーマーク」の付与を受けているかが目安になるでしょう。

2-6 導入実績

給与計算アウトソーシングの信頼性を判断する上では、サービスの導入実績もポイントとなります。

サービスのWebサイトなどで最新のユーザー数や、個別ユーザーの活用事例を公開していれば、「広く支持されているサービスか」「自社と規模や勤務体系が近いユーザーも使っているか」などを知る重要な手がかりが得られるでしょう。

また、そうした情報を積極的に公開している事業者は「提供するサービスに自信を持っている」とみることもできます。もし他のポイントで大きな違いがなければ、情報公開が最も充実しているサービスから優先的に検討するのも一つの方法でしょう。

3 サービスの種類とポジショニング

給与計算のアウトソーシングは、ユーザーの「企業規模」「委託によって実現したいこと」という2つの軸で検討するのがおすすめです。

このうち「企業規模」については、自社の従業員数が基準となります。もっとも、勤務体系・支給項目といった給与計算の設定項目が複雑な企業では、機能が充実している、より大人数向きのタイプを検討すると良いでしょう。

「委託によって実現したいこと」については、「現状の体制のまま委託したい」、または「委託を機により良い方法に見直したい」というニーズに合わせて、大きく2つのタイプに分かれます。

各タイプについて見ていきましょう。ここでは次の5つに分けて紹介します。

クラウドソフト一体型アウトソーシング
(主に中堅・大手企業向け)
代行事業者が独自に提供するクラウド給与計算ソフトと代行の一体型サービス。
初期設定から運用まで一貫した代行に併せてDXの推進が可能
クラウドソフト操作代行型アウトソーシング
主に小規模事業者向け
単体でも利用できるクラウド給与計算ソフトのユーザーを対象に、ソフトの設定や入力作業などを代行するサービス。
社内の業務負担軽減・余力創出が可能
オンプレミスシステム型アウトソーシング
(主に中堅・大手企業向け)
代行事業者が構築運用しているサーバー・ネットワーク環境(オンプレミス)を使って給与計算を代行するサービス。
セキュリティや導入実績に強みがある
トータルサービス系アウトソーシング
(主に中堅・大手企業向け)
従来ユーザーが行ってきた給与計算業務を基本的にそのまま、手作業も交えて代行するサービス。
依頼可能な範囲が広く、多くの業務を委託可能
士業系アウトソーシングサービス
(主に小規模事業者向け)
人事労務の専門家である社会保険労務士など士業系の事務所が給与計算を代行するサービス。
社会保険手続きや労務相談なども委託することが可能 

クラウドソフト一体型アウトソーシング

クラウドソフト一体型アウトソーシングは、給与計算代行の事業者が独自に提供するクラウドソフトを利用しながらサービスを受ける、いわば「ソフトウェアと代行の一体型サービス」です。

代表的なサービスは「RoboRoboペイロール」で、主要な想定ユーザーは、従業員数50名以上の中堅~大企業。「アウトソーシングを機にバックオフィスのDXを進めたい」など、現状のやり方を積極的に見直して最適化したい場合に適しています。

【メリット】

  • クラウド型のシステムを用いるため、給与計算に必要なデータの共有や進捗の管理がいつでも、どこでも行える
  • 単体で提供されるクラウド給与計算ソフトよりもカスタマイズ性に優れ、複雑な勤務体系や給与体系でも柔軟に対応できる
  • 初期費用も月額費用もリーズナブルなサービスが多く、導入検討がしやすい

【デメリット】

  • 既に利用している給与計算ソフトがある場合、移行作業が生じる

※クラウドソフト一体型アウトソーシングのその他サービスはこちら

クラウドソフト操作代行型アウトソーシング

クラウドソフト操作代行型アウトソーシングは、単体でも利用可能なクラウド給与計算ソフトのユーザーを対象に、ソフトの設定や入力作業などを代行するサービスです。

代表的なサービスは「freee人事労務アウトソース」で、主要な想定ユーザーは、従業員数50名程度までの小規模事業者・スタートアップ・中小企業。クラウドソフト一体型アウトソーシングと同様、積極的にDXを進めている組織に適しています。

【メリット】

  • クラウド給与計算ソフトで構築した運用環境を変えず、作業のみ代行してもらえる
  • クラウド給与計算ソフトは勤怠管理などとのデータ連携機能が一般に充実しており、DXに活用しやすい
  • 専門の事業者に任せるため、社内運用中にソフトの設定ミスなどが生じていた場合は解消が期待できる
  • 状況に応じ、いつでも社内運用に戻せる

【デメリット】

  • 手当など支給項目の設定数に上限があるなど自社運用がシステム上で設定できない場合がある
  • 特殊な勤務体系などにシステム上ではカバーできない場合がある
  • 支給項目や勤務体系が複雑化した企業では、操作代行主体の外注では業務効率化につながらない可能性がある

※クラウドソフト操作代行型アウトソーシングのその他サービスはこちら

オンプレミスシステム型アウトソーシング

オンプレミスシステム型アウトソーシングは、アウトソーシング事業者が構築運用しているサーバー・ネットワーク環境(オンプレミス)を使って給与計算を代行するサービスです。

代表的なサービスは「エコミック」で、主要な想定ユーザーは、従業員数50名以上の中堅~大企業。Web経由のデータ共有など、クラウドソフト的な要素を採り入れている例もあります。サービスに合わせて業務を見直せる組織には、特におすすめのサービスです。

【メリット】

  • 専用設計されたシステムと、それに最適化した業務フローで大量・複雑な給与計算を迅速に処理できる体制が整っており、特に大企業のユーザーと相性がよい
  • ユーザーが依頼したい作業範囲と、サービス側の提供範囲がマッチすれば、コスト面ではトータルサービス系アウトソーシングよりも有利
  • 銀行系のサービスでは、給与振込まで一貫して依頼できる

【デメリット】

  • 基本的にサービス側が指定する手順・書式に合わせるため、ユーザーは従来の運用を全てそのまま維持できない可能性が高い
  • サービスが標準化されているため、カスタマイズは制限される
  • 自社の運用に合わせた機能を追加する場合には追加開発費用が生じる可能性がある

※オンプレミスシステム型アウトソーシングのその他サービスはこちら

トータルサービス系アウトソーシング

トータルサービス系アウトソーシングは、従来ユーザーが行ってきた給与計算業務を基本的にそのまま、手作業も交えて代行するサービスです。

代表的なサービスは「NOC人事アウトソーシング」で、主要な想定ユーザーは、従業員が数十人~数千人規模の中小~大企業。現状の運用をできるだけ変えたくない場合に適したサービスです。

【メリット】

  • 自社の現行の運用を、そのまま丸ごと引き継いでもらえる
  • 勤怠管理ツールや給与計算ソフトの制約がなく、導入済みでも入れ替えが不要
  • 作業範囲など、きめ細かなオーダーメイドに対応

【デメリット】

  • きめ細かな個別対応のため手作業を要し、費用や納期が増大する可能性
  • オーダーメイドのため、見積もりを取るまで費用を予測しづらい
  • 現状維持の選択肢であり、長期的には業務変革が遅れる要因となりうる

※トータルサービス系アウトソーシングのその他サービスはこちら

士業系アウトソーシング

士業系アウトソーシングは、人事労務の専門家である社会保険労務士など士業系の事務所が、通常業務の一環として、または専用の体制を構築して給与計算を代行するサービスです。

主要な想定ユーザーは開業直後の小規模事業者やスタートアップなど、おおむね数十人規模までの企業。社会保険手続きなどを含め、専門家が得意とする業務をまとめて任せたい場合に適したサービスです。

【メリット】

  • 依頼先が社労士法人や社労士事務所の場合、給与計算だけでなく社会保険手続きもまとめて依頼できる
  • 専門家自ら、あるいは監修のもと給与計算を行うため、正確性や素早い法改正対応が期待できる
  • 依頼先と共有する社員情報をもとに、助成金の獲得や労務のコンサルティングといった経営のサポートも得やすくなる

【デメリット】

  • 事務処理能力の関係上、従業員数の多い企業に対応できない場合がある
  • 給与計算ソフトを利用している企業向けに、社労士が計算結果のチェックのみ行うサービスもあるが、費用の上乗せとなるためトータルコストでは不利

※士業系アウトソーシングのサービスはこちら

4 給与計算業務の外注先30

ここからは給与計算アウトソーシングの具体的な外注先をタイプ別に分類し、合計30の主要なサービスをご紹介します。比較検討の参考にしてください。

クラウドソフト一体型アウトソーシングの主なサービス(4サービス)

1. RoboRoboペイロール(オープンアソシエイツ株式会社)

【4つの特長】
①給与計算に関わる業務を丸ごと委託可能
給与計算、賞与計算、年末調整、社会保険手続きなど、給与計算関連業務を丸ごと委託可能

②クラウドサービスにて初期設定から運用まで対応
初期設定・データ登録から運用代行・サポートまでを自社開発したクラウド型システム上で対応

③業務負荷の軽減
打刻漏れの確認・修正対応、打刻データ取り込みなど、手作業のまま残りがちな業務工数を大幅に削減可能

④リーズナブルな料金
給与計算代行のほか、ソフトウェア(給与計算/給与明細/人事情報管理)も利用可能なサービスを初期費用0円、月額1,000円/名で提供

サービスサイト:RoboRoboぺイロール

RoboRoboペイロールのお問い合わせはこちら

料金 初期費用0円、月額費用1,000円/名
外注できる業務 給与計算代行、賞与計算代行、年末調整業務代行、給与計算システム初期設定および登録代行、社会保険手続き代行ほか
対応可能な企業規模 中堅企業~大企業
給与計算ツール 自社開発したSaaS型クラウドサービスを活用
専門家チェック 社会保険労務士監修サービス(運用担当は給与計算代行歴5年以上のプロが担当)
社会保険等の手続 提携する社会保険労務士法人と連携して対応可能

 

2. Workcloud(ワーククラウド、Ceridian Dayforce Japan株式会社)

勤怠管理から給与計算まで単一プラットフォームで行える、独自のクラウドサービスを活用した給与計算アウトソーシングサービスです。

運営元は米国本社の日本法人で、国内では外資系を含む従業員2003,000名規模の企業100社以上への導入実績があります。

参照元:Workcloud

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
人事管理代行、勤怠管理代行
対応可能な企業規模 中堅企業~大企業
給与計算ツール SaaSプラットフォーム「Workcrowd
専門家チェック 別途依頼する必要あり
フルアウトソーシングから業務の一部アウトソーシングまでの依頼が可能。
社会保険等の手続 外部の社会保険労務士事務所によって提供可能

 

3.ペイロール(株式会社ペイロール)

従業員個々の情報をタイムリーに収集するDX化されたWebサービスと、企業ごとの就業規則に基づくロジックで計算を行う給与エンジン、さらに企業の人事部門に代わって実施するオペレーションという3つの機能が一体化した「フルスコープ型給与計算サービス」がペイロールです。

特に、従業員数1,000人以上の企業を対象にしたフルアウトソーシング体制に強みを持ち、20233月末時点で255社・107万人分の給与計算業務を受託した実績を持っています。

参照元:ペイロール

料金 要問い合わせ、資料請求
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
人事労務代行
対応可能な企業規模 中堅企業〜大企業
給与計算ツール クラウドサービスを利用
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 提携している社会保険労務士事務所に別途依頼する必要あり

 

4.給与DX(エムザス株式会社)

給与計算とシステム開発のハイブリッドで事業展開し、グループに社会保険労務士法人を持つエムザス株式会社による給与計算アウトソーシングサービスです。

「給与からDXを始める」コンセプトのもと、同社開発のkintoneアプリ「EMクラウド」などを用いた業務のデジタル化を進めながらアウトソーシングを行うのが特徴です。

参照元:エムザス

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業(1,000人前後の規模まで)
給与計算ツール 給与DX(1000)、給与DX for 奉行(100300)
専門家チェック 社会保険労務士がサポート。
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

クラウドソフト操作代行型アウトソーシングの主なサービス(4サービス)

5.freee人事労務アウトソース(freee株式会社)

給与計算機能を備えたクラウド型人事労務ソフト「freee人事労務」の有料オプションで、給与計算・労務業務を委託できるサービスです。

給与計算業務に関しては、専用ツール「freeeボード」で勤怠データや手当額などを登録しておくと、freee人事労務上での操作をfreeeが代行。給与計算のほか、入退社手続・年末調整など、従業員対応を要する部分も含めて丸ごと任せられます(ただし、勤怠管理や振込手続などには対応していません)。

参照元:freee人事労務アウトソース

料金 ・基本料金年払い:3,980円/月(47,760/年)
月払い4,480/月、従業員1名あたり 500/
・基本料金年払い:8,080円/月(96,960/年)
月払い9,280/月、従業員1名あたり 700/
外注は別途、要問い合わせ。
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
マイナンバー収集代行、マイナンバー保管代行
対応可能な企業規模 個人事業主から200人以上まで
給与計算ツール freee人事労務」
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 対応可能(人事労務を丸投げできるアウトソースプランを別途依頼する必要あり)

 

6. ジョブカンBPO(株式会社DONUTS

クラウドERP「ジョブカン」を導入した上で、給与計算ソフト「ジョブカン給与計算」の操作を含むバックオフィス業務全体の中から、外注したい作業を依頼できるサービスです。

パートナー社労士と提携しており、システムの設定変更や検証にあたっては専門家が監修。就業規則や社内規定の適正化に向けた相談などにも応じられる体制が整っています。

参照元:ジョブカンBPO

料金 「ジョブカン給与計算」は、5名まで無料(一部機能制限)
ユーザー1名につき400/月(従業員数無制限)
導入サポートは別料金(設定代行で28万円~)
作業代行は別途、要問い合わせ
外注できる業務 提携する社労士法人による給与計算、年末調整業務、社会保険手続きなどの代行
対応可能な企業規模 中小企業
給与計算ツール 「ジョブカン給与計算」
専門家チェック 提携する社労士法人が対応
社会保険等の手続 社会保険労務士・税理士・会計士などの「認定アドバイザー制度」での紹介により別途依頼可

 

7.SaaS型人事給与サービス:Quefit ZeeM(キューフィットジーム、TIS株式会社)

パッケージソフト「ZeeM 人事給与」をクラウド化したサービスで、大手システムインテグレーターのTISが提供しています。

従業員数5,000人規模までの企業が利用中で、オプションとして給与明細・源泉徴収票の印刷・発送代行などを依頼できるほか、Quefit ZeeMBPOベンダーに利用させる方式で、人事給与業務をアウトソーシングに全面移行した例もあります。

参照元:SaaS型人事給与サービス:Quefit ZeeM

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
明細書・源泉徴収票印刷・発送代行サービス、三菱UFJ銀行による
振込作業代行サービス、マイナンバー収集サービス等
対応可能な企業規模 従業員数約5,000名までの企業規模まで、グループ企業にも対応
給与計算ツール TISデータセンターで運用するクラウド型給与計算ソフト
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり
人事給与業務フルアウトソースの実績もあり

 

8. 給与計算アウトソーシングサービス(クラウドBPO株式会社)

2つの社会保険労務士法人が共同で設立したクラウドBPO株式会社が提供するサービスで、「MoneyForwardクラウド給与」を利用して給与・賞与の計算などを代行します。

給与計算関連の法律に精通した社会保険労務士有資格者による対応を特長としており、ユーザー企業との連絡にはSlackを使用。勤怠管理システムの導入もサポートしています。

参照元:クラウドBPO株式会社

料金 要問い合わせ(処理件数に応じた従量課金型)
外注できる業務 給与計算、賞与計算、オペレーションマニュアル作成、初期設定、並行稼働、勤怠内容チェック(従業員窓口業務、人事・労務相談などはオプション)
対応可能な企業規模 従業員数約5,000名までの企業規模まで、グループ企業にも対応
給与計算ツール MoneyForwardクラウド給与」「ジョブカン」「freee
専門家チェック 社会保険労務士有資格者によるアドバイス
社会保険等の手続 連携する社労士法人が対応

 

オンプレミスシステム型アウトソーシングの主なサービス(10サービス)

9. 給与計算アウトソーシング(株式会社エコミック)

株式会社エコミックは、給与計算に特化したアウトソーシング企業。複数のデータセンター・事務処理拠点を国内外に構え、給与計算システムのサーバーを運用しています。

同社の書式に合わせることで比較的短期間で安価に導入できるプランのほか、自社の既存のシステム・運用に合わせたオーダーメイドにも対応。データ入力等を含め、現状の給与計算業務をそのままフルアウトソーシングすることも可能です。Web給与明細を標準で利用できるほか、専用のスマホアプリを活用した年末調整サービスなども提供しています。

参照元:エコミック

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行など
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール オンプレミスのシステムを利用
データの授受には自社開発のWebサービス「セキュエイション」を利用
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

10.PROSRV(プロサーブ、三菱総研DCS株式会社)

金融機関などのシステム運用を担う三菱総研DCS株式会社が自社データセンターで運用し、Webブラウザ経由で利用できる人事給与システム「PROSRV on Cloud」を核にした給与計算アウトソーシングサービスです。

システムのみ利用する「システムアウトソーシング」に加え、年末調整など季節性の業務を代行する「スポット事務サービス」、人事給与業務をトータルで代行する「月例事務サービス」を予算などに応じて選択し、段階的に導入できるのが特長です。

参照元:PROSRV on crowd

料金 要問い合わせ
外注できる業務 人事給与システムの導入と運用
年末調整・地方税年度更新など季節性業務の代行
各種帳票の印刷納品などを含む、月例業務の代行
対応可能な企業規模 大規模
給与計算ツール PROSRV on crowd
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 社会保険労務士法人による社会保険手続代行(月例事務サービス)

 

11. Bulas Payroll(ビューラスペイロール、株式会社BBSアウトソーシングサービス)

経営・ITコンサルティングなどを展開するビジネスブレイン太田昭和のグループ企業、株式会社BBSアウトソーシングサービスによる給与計算アウトソーシングサービスです。

同社がシステムセンターに構築したサーバーで提供する給与計算システム「Bulas Payroll」は、ユーザー企業がVPNなどを通じて利用可能。システムを指定しない代行サービス「Bulas Outsourcing」では現行の人事給与システムでの運用を維持できるほか、勤怠入力の督促といった人による作業も依頼でき、特に社員1,000人以上の企業で多くの実績があります。

参照元:BBSアウトソーシングサービス

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
人事管理代行
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール サービス専用のシステム、または既存のパッケージ
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

12. 三菱UFJ給与計算サービス(株式会社三菱UFJ銀行)

三菱UFJ銀行の法人口座を持つ企業を対象にしたサービスです。

給与計算は、同行グループのデータセンターで運用するシステムで処理。利用企業によるデータ入力はWeb経由ででき、給与明細のペーパーレス化にも対応します。振込も任せられるという、銀行ならではのメリットがある一方、導入前には所定の審査があります。

参照元:三菱UFJ給与計算サービス

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
対応可能な企業規模 中小企業~大企業まで
給与計算ツール 専用の給与計算システム
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

13. 給与計算事務代行サービス「FX-Ware給与計算」(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)

みずほフィナンシャルグループの子会社が、自社データセンターで運用するホストコンピューター経由で提供する給与計算アウトソーシングサービスです。

社員1名から利用可能で、利用実績は1,000社以上。紙の給与明細書の発行や、みずほ銀行口座からの給与振込などに対応します。

参照元:給与計算アウトソーシングサービス「FX-Ware®給与計算」

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
人事情報管理、マイナンバー管理
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール 専用システムを利用
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

14.給与BPOサービス(株式会社DACS

NTTデータ、りそなホールディングスが出資するアウトソーシング事業者がデータセンターで運用、Web経由でユーザーに提供する給与計算システム「サラスター」と併せて、年末調整のデータ入力といった繁忙期の業務を代行するサービス。全国260社への導入実績があります。

参照元:DACS りそな銀行ビジネスパートナー

料金 要問い合わせ
外注できる業務 人事給与アウトソーシング、口座振替データ集配信サービス、
大量プリント・封入封緘サービス
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール 専用システムを利用
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

15. 人事給与アウトソーシングサービス(エイチアールワン株式会社)

三井住友信託銀行や花王などが出資、三菱商事の人事部門から分社化した前身企業を持つなど、大手からの受託実績が豊富なアウトソーシング事業者による、従業員5,000人以上の企業を対象にした⼈事管理・給与計算・従業員申請⼿続きの代行サービスです。

個別のユーザー企業向けにカスタマイズしたシステムを利用し、ユーザーの既存システムとのデータ連携などを含めたフルサービスを提供します。なお、500名〜5,000名規模の企業には、既成の人事給与システム「PROSRV on Cloud」を利用するテンプレート型の「人事給与アウトソーシング標準サービス」を提供しています。

参照元:エイチアールワン「人事給与アウトソーシングサービス」

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
勤怠管理、人事データ管理、通勤交通費管理
対応可能な企業規模 大規模(5,000名以上)
給与計算ツール SAPをカスタマイズ
専門家チェック 別途依頼する必要あり(オプション)
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり(提携社会保険労務士事務所)

 

16.給与計算アウトソーシングサービス(MHCトリプルウィン株式会社)

日立グループが運用するデータセンターのサーバー上に構築した、人事給与・タレントマネジメントのパッケージシステム「POSITIVE」を用いる給与計算アウトソーシングサービスで、就業管理などのオプションも提供しています。

参照元:MHCトリプルウィンの給与計算アウトソーシング

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行など
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール データセンターで運用するパッケージシステム
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

17.給与計算アウトソーシング(常陽コンピューターサービス株式会社)

茨城県を地盤とする地方銀行・常陽銀行の子会社が専用システムで提供する給与計算アウトソーシングサービスです。

プライバシーマーク認証を取得した情報管理体制のもと、給与・賞与の計算や、常陽銀行口座からの給与振込などを代行。累計450社以上の利用実績があり、地方税納付処理を依頼できるオプションサービスもあります。

参照元:常陽コンピューターサービス「給与計算アウトソーシング」

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与・賞与計算代行、年末処理代行、給与・賞与の振込など
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール 専用システム
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

18.給与プロ(株式会社シスプロ)

専用システムで事務処理を行う給与計算アウトソーシングサービスです。基本サービスとなる月次の給与計算のほか、オプションとして賞与計算、労働保険、住民税、年末調整など給与計算業務全般の代行サービスを提供しており、初期費用や基本料金、月額料金について詳細な料金表を公開しているのも特徴です。

参照元:シスプロ「給与プロ」

料金 基本サービスの初期費用50,000円~
50
名までの月額料金は基本料金10,000円+1名あたり料金の合計
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
対応可能な企業規模 中小企業
給与計算ツール 「給与PRO
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

トータルサービス系アウトソーシングの主なサービス(6サービス)

19.給与計算サービス(NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社)

管理部門のアウトソーシングで30年・1,000社の実績があるNOCが提供する給与計算アウトソーシングサービスです。

従業員100人以上の企業を主要なターゲットとし、年数回の繁忙期だけスポットの受託にとどまらず、給与計算業務全体、さらには人事・労務部門を含む管理部門全体のアウトソーシングにも対応。勤怠管理や明細の配付、マスタの運用などが可能な自社開発のクラウドサービス「SMART LINK」も提供しています。

参照元:給与計算サービス

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行など
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール クラウドサービス「SMART LINK」(勤怠管理、マスタ管理など)
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 グループの社会保険労務士事務所などに別途依頼

 

20. 給与計算アウトソーシング・代行(株式会社トライアンフ)

給与の計算をはじめ、社員窓口・勤怠管理・マイナンバー管理・年末調整など、関連する全ての業務に対応するフルアウトソーシングのサービスです。

給与計算ソフトに指定はなく、勤怠・マイナンバーなどの既存システムもそのまま利用可能。従業員数1,000人未満のユーザーを含め、必ず担当者2人が就く手厚い体制を特長としています。

参照元:トライアンフ

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行、人事データ管理代行
対応可能な企業規模 中小企業~大企業
給与計算ツール クラウドシステムなどニーズに合わせたシステム設計・構築
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

21.ミナジン給与計算アウトソーシングサービス(株式会社ミナジン)

クラウド勤怠管理ツールなどを提供し、グループに社会保険労務士法人も持つ株式会社ミナジンによる給与計算アウトソーシングサービスです。

主なターゲットは従業員50300人前後の中小企業で、人事労務の知識豊富な複数名のチームが給与・賞与計算をはじめ、住民税・マイナンバーの対応や年末調整にも対応。自社の勤怠管理システムと給与計算代行のセットで業務自動化を図る「勤怠×給与おまかせパック」も提供しています。

参照元:ミナジン給与計算アウトソーシングサービス

料金 初期費用なし、月額3万円~
外注できる業務 給与計算業務、賞与計算業務(勤怠データの計算などはオプション)
対応可能な企業規模 1~1,000名(1,000人超は相談)
給与計算ツール (給与計算は代行。勤怠管理は自社製ツールあり)
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

22.給与計算代行サービス(株式会社BOD

給与計算システムの選定・導入・運用までのサポートや、システムを導入しない企業が手入力している作業を代行するサービスです。

数十名~数千名まで幅広い人数を対象とし、全工程のアウトソーシングにも、一部の代行にも柔軟に対応。複雑な給与計算方法をカバーするオプションも用意しています。

参照元:BODの給与計算代行サービス

料金 要問い合わせ
外注できる業務 人事労務、勤怠管理、給与計算代行
対応可能な企業規模 中小企業~大企業(数千人規模まで)
給与計算ツール システムを選定して導入、または計算代行
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 提携先の社会保険労務士を紹介

 

23. 人事給与サービス(株式会社ジャパン・ビジネス・サービス)

システムの選定から給与計算実務、業務改善コンサルティングのサービスを提供。企業規模や対象範囲の大小、通常業務か季節業務かなどを問わない、ニーズに合わせたサービスを特長としています。

参照元:ジャパン・ビジネス・サービス「人事給与サービス」

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業(1,000人以上の規模まで)
給与計算ツール システムを選定し導入
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり(社労士が在籍)

 

24.Salazy(サラジー、シティコンピュータ株式会社)

国内外に拠点を持つBPO事業者が提供する、人事・給与および労務に関するほとんどの業務をアウトソーシング可能なサービスです。

給与計算に関する一連の工程の中から、外注したい部分だけを組み合わせて依頼でき、自社の規定や規則に合わせたカスタマイズにも対応。特に従業員数百名規模の企業で多くの実績があります。

参照元:Salazy

料金 要問い合わせ(相談により料金シミュレーション)
外注できる業務 人事業務、給与・賞与計算、年末調整、勤怠管理など
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業
給与計算ツール (給与計算は代行)
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 提携社労士法人による社会保険手続代行を別途依頼

 

士業系アウトソーシングの主なサービス(6サービス)

25.社会保険手続き・給与計算のアウトソーシング(株式会社OAGアウトソーシング)

社労士と税理士の事務所が運営する、経理・総務に特化した法人向けアウトソーシング企業によるサービスです。

グループ内に社労士が在籍することから、フレックスタイム制、変形労働制、副業の導入や残業の考え方など、多様化する労働時間法制を踏まえた複雑な給与計算が可能。労基署による臨検へ適正に対応するためのフォローなどでも実績があります。

参照元:OAGアウトソーシング

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行、社会保険手続き
人事制度構築支援サービス、就業規則作成支援サービス
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業
給与計算ツール 会計ソフトやクラウドサービスを利用
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり(OAGグループ内の社労士法人)

 

26. 給与計算(社会保険労務士法人 あかつき)

設立から40年の歴史を持つ社労士事務所(現在は社会保険労務士法人)が提供する給与計算アウトソーシングサービスです。

総合的な把握でトラブルの芽に気付き対処できることから、顧問業務のオプションである社会保険手続と一体で給与計算をアウトソーシングする方法を推奨しています。

参照元:アウトソーシング業務(社会保険労務士法人 あかつき)

料金 基本料金 20,000 (税別) 1 500円~ (税別)
(社会保険手続の代行は別料金)
外注できる業務 月次給与計算、賞与計算、年末調整(賃金台帳作成)、源泉徴収票・源泉徴収簿作成、住民税特別徴収給与所得者異動届、勤怠データ管理
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業
給与計算ツール (事業者内のシステムを利用)
専門家チェック 別途依頼する必要あり
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり

 

27. 給与計算アウトソーシング(メイソンコンサルタントグループ株式会社)

勤怠管理、給与・賞与計算、年末調整、住民税から社会保険関連までの業務全般をアウトソーシングできるサービスです。

使用中の人事システムを使用した勤怠管理や、従業員に対する直接対応、社労士による労務相談などにも応じています。

参照元:メイソンコンサルタントグループ「給与計算アウトソーシング 」

料金 要問い合わせ
代表的な月額料金例:12万円/50名 23万円/150
外注できる業務 給与計算(WEB勤怠管理システム使用)、賞与計算、年末調整、労務相談、社会保険関連
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業
給与計算ツール クラウド勤怠管理・給与計算ソフトを利用
専門家チェック ニーズに合わせて対応
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり(所属する社会保険労務士)

 

28.給与計算(株式会社イージーネット・社会保険労務士法人イージーネット)

台帳管理、社会保険手続き、給与計算、就業規則、年末調整などのほか、日常的な労務相談にも対応するサービスです。

参照元:株式会社イージーネット・社会保険労務士法人イージーネット

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
人事労務代行
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業
給与計算ツール 勤怠管理システムをはじめ、人事・労務管理に関するシステム「E人事」を独自開発。
市販のシステムと独自システムと組み合わせて対応。
専門家チェック ニーズに合わせて対応
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり(所属する社会保険労務士)

 

29.給与計算アウトソーシング(社会保険労務士法人エスネットワークス)

給与計算や社会保険の手続きに必要なデータを用意するだけで利用可能な給与計算アウトソーシングサービスを「標準パッケージ」として提供。追加プランとして、昇給や賞与のシミュレーションなどが行える「ビジネスパッケージ」や、人事制度企画や人員整理の支援・代行が受けられる「マネジメントパッケージ」も用意しています。

参照元:給与アウトソーシング(社労士法人エスネットワークス)

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与・賞与計算代行、社会保険労働保険関係の手続き代行
年末調整業務、各種社内規程作成・相談業務
労務監査、勤怠管理
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業
給与計算ツール ニーズに合わせた3種類の給与計算パッケージを用意
専門家チェック ニーズに合わせて対応
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり(所属する社会保険労務士)

 

30.手続申請業務・給与計算業務(社会保険労務士法人さくらマネジメントオフィス)

給与計算業務や年末調整を代行するサービスです。新たなシステム導入は不要、書式も現行のまま依頼でき、オプションで勤怠データの収集もサポートします。

参照元:社会保険労務士法人 さくらマネジメントオフィス

料金 要問い合わせ
外注できる業務 給与計算代行、年末調整業務代行
対応可能な企業規模 中小企業~中堅企業
給与計算ツール クラウド給与計算・明細作成ソフトを利用
専門家チェック ニーズに合わせて対応
社会保険等の手続 別途依頼する必要あり(所属する社会保険労務士)

 

クラウド一体型アウトソーシングサービス「RoboRoboペイロール」のメリットとは

このように給与計算アウトソーシングは、タイプの異なるサービスが多数提供されています。

数あるサービスの中でも、「RoboRoboペイロール」はツール提供だけでなく、初期設定から運用までを委託できます。そのため“確実な”DXの推進と業務工数の軽減に適したサービスといえます。

また導入検討で重要となる各ポイントに関して、RoboRoboペイロールは次のような特長を備えています。

対応範囲
給与計算・明細発行・人事情報管理のツールと代行を一体型で提供(代行業務は初期設定/登録から運用/サポートまでを対応)
納期対応
契約締結から最短1カ月で運用開始可能、最短2営業日での納品が可能
費用
初期費用・月額基本料0円、代行とソフトウェアのセットで月額1,000円/名
運用体制
社会保険労務士監修サービス、運用仕組み化による給与計算業務の標準化
データ連携
ご利用中の勤怠システムなどからのデータ取り込みによる連携が可能
セキュリティ 国際的な情報セキュリティ規格であるISMS認証を取得
導入実績 RoboRoboシリーズ累計で5,000社以上の導入実績あり

 

5 まとめ

人手不足や採用難に加えて、社内人材の価値を最大限発揮する人的資本経営が求められる現在、非コアの専門的な業務である給与計算は、社外にアウトソーシングするのが有効です。

外注に切り替える際には、作業の手順・使用するツールを適切に見直すことで、業務効率化やコストダウンの効果が期待できます。

給与計算のアウトソーシングサービスを提供する事業者は多数あり、それぞれサービス内容も異なることから、自社の企業規模や抱える課題、解決の方向性にマッチしたサービスを選ぶことが大切です。

まずは給与計算アウトソーシングについて相談したい場合は、下記までお問い合わせください。

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