給与計算業務には、勤怠データの集計や毎月の支給額・控除額の計算、さらに振込や明細作成、税や社会保険の手続きなど、幅広い範囲の業務があり、限られた人員で対応するのは大変です。
給与計算業務を外注・アウトソーシングし、業務効率化やコスト削減ができないかとお悩みの担当者や経営者の方も多いでしょう。
結論からお伝えすると、限られた人員で給与計算業務を行うには外注の活用が有効です。
給与計算業務の中で外注する作業と自社で行う業務のすみ分けを行い、アウトソーシングする業務範囲を検討することが大切でしょう。
この記事では、給与計算業務を外注できるサービスを比較し、おすすめをご紹介します。
さらに、給与計算業務を外注するメリットとデメリットや料金相場、選び方、外注先に代行してもらう範囲の選定方法も紹介します。
給与計算の効率化には自動計算ツールなどに業務を委託するのが有効です。
そこで本記事では、給与計算業務の入力や計算、チェック、明細発行までをまとめて外注できるアウトソーシングサービス『RoboRoboペイロール』の特徴や価格・料金の解説も行います。
安いランニングコストで導入できることに加え、給与規定の改定に伴う設定やチェック、法改正への対応なども可能なサービスです。
資料ダウンロードも簡単にできますので、ぜひご利用をおすすめいたします。
目次
1 給与計算の外注先の種類と選び方のポイント
給与計算には幅広い範囲の業務があり、外注できる業務はさまざまです。
そこで、外注できる業務にどのような種類があるのかを解説します。
外注できる業務の種類
外注・アウトソーシングできる給与関連業務には、大きく分けて次のものがあります。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
業務① 給与計算業務 | 勤怠データと計算式などに基づき毎月の給与支給額、控除額などを計算し帳票を作成。 給与支給、所得税の納税。 |
業務②設定代行・チェック | 従業員データや給与計算式、社会保険料などを給与計算ソフトに設定。 入社時、異動時、退職時、給与改定時、法令改正時の設定変更。 |
業務③ 仕訳データ作成業務 | 給与などから経理システムで使う仕訳データを作成。 |
業務④ 勤怠集計業務 | 勤怠システムのデータや手計算での集計データを給与計算ソフトへ取り込む。 |
業務⓹ 賞与計算業務 | 賞与支給額、控除額などを計算し帳票を作成。賞与支給、所得税の納税。 |
業務⑥ 退職金計算業務 | 従業員データなどに基づき退職金を計算し帳票作成。退職金支給、各種手続き。 |
業務⑦ 年末調整業務 | 従業員ごとの所得税額を計算し年末調整をするため、必要書類の収集、計算を行い、 年末の給与計算に反映。 |
業務⑧ 社会保険手続き | 従業員ごとの労働保険料、社会保険料の設定と、変更時の届け出。保険料の納付。 |
給与計算の流れ
給与計算は複雑な作業も多く、人員が必要になりますが、業務に精通した外注先にアウトソーシングすることで、業務を効率化することができます。
給与計算では、企業は勤怠データを集計し、出勤簿、年次有給休暇取得管理簿を保存しておかなければなりません。
勤怠データの集計には、スマホやPCで従業員が入力する勤怠システムや、IDカードを利用したシステムなどが普及しています。
給与計算をツールで行う場合には、従業員データや計算式などを設定する必要があります。
日給などの固定給・時給などの時間給、残業代、深夜労働、休日出勤などの割増賃金や、有給休暇なども、法令に基づき設定しておかなければなりません。
給与計算では、正社員、アルバイトやパートなど従業員ごとに、基本給などの固定給と、歩合給や時間給、さらに各種手当を合計した支給金額をまず計算します。
支給金額から、源泉徴収税額や労働保険料・社会保険料ほかの控除金額を差し引いて、給与明細も作成しなければなりません。
有給休暇や、遅刻・早退・欠勤といった勤怠データの集計もしなければならず、細心の注意が必要です。
給与計算に不可欠なチェック
ツールで計算を自動化した場合でも、計算ミスが生じていないかのチェックが必要です。
計算するための計算式の設定が間違っていないか、給与改定や人事異動、社会保険料率の改定などを適切に更新しているかなどの確認も必要です。
労働基準法などの法令改正や、就業規則、雇用契約に適合しているか、確認することも必要です。
昇給や人事異動などの給与改定や、労働保険料・社会保険料の年次更新、入社・退職に伴う手続きも必要になるため、限られた人員で業務をこなすのは大変です。
さらに担当者一人で業務を行うのでなく、複数人によるダブルチェックや、社会保険労務士による専門家チェックを受けることが大切です。
また、年末調整も外部にアウトソーシングできる業務であるといえます。
年末調整とは、従業員の年間給与に基づき計算される実際の所得税・地方税額と、毎月の源泉徴収で天引きした累計金額から、年間の最終月の源泉徴収額を調整する業務です。
いずれにせよ、ツールのみに頼ってしまうとチェック工数は残ってしまうため、
給与計算の事務作業を効率化するには、外注・アウトソーシングが不可欠といってもよいでしょう。
外注先の選定のポイント
給与計算を外注する場合には、給与計算業務に特化しており、なおかつ長年の実績がある外注先を選ばなければなりません。
事務作業が得意なだけではなく、人事、労務、法令、税務など多岐にわたる知識が必要です。
外注先を選定するには、目的や業務内容、予算にもよりますが、ここでは次の5つに分けて紹介します。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
外注先① システム系の給与計算代行サービス | 自社開発のクラウドツールなど給与計算システムを使った代行サービス。 クラウドならデータ共有、チェック、ツールによりオプションで専門家へのアウト ソーシングもでき、安価な導入も可能。 |
外注先② トータルサービス系給与計算代行サービス | クラウドツールや大規模システムと、人による作業代行も含めたトータル代行を受託。 費用は比較的高価で問い合わせが必要。 社会保険労務士など専門家には別途依頼。 |
外注先③ 銀行系の給与計算代行サービス | 給与振込の銀行系代行会社によるアウトソーシングサービス。 クラウドツール導入やシステム構築が必要。 社会保険労務士など専門家には別途依頼。 |
外注先④ 事務作業代行サービス | クラウドツールなどを使う入力、計算作業の代行サービス。 専門家チェック、社会保険労務士など専門家には別途依頼。 自社開発ツールではなく、サポートが必要。 |
外注先⑤ 社会保険労務士・ 税理士系の給与計算代行サービス | クラウドツールなどを使う入力、計算作業の代行サービスと、専門家チェック、 社会保険労務士など専門家への依頼も可能。 自社開発ツールではなく、サポートが必要。 |
給与計算はソフトウェアで自動計算を行うことが一般的で、特にクラウドツールが普及しています。
クラウドツールを開発し提供しているサービスでは、顧客企業がアカウントを作成し、自社で入力や計算ができるほか、クラウドツールの画面から別途オプションで、年末調整など繁忙期の業務を外注することができます。
給与計算ツール1つで、提携する外注先や専門家への外注ができ、担当者はクラウドで操作やデータ保管できるため、トータルのコスト管理や業務管理もしやすく、おすすめといえます。
人事や経理と連携するような大規模システムを構築し、人による勤怠データの集計や、システム運用、各種帳票の作成や年末調整など、トータルサービスを提供する給与計算代行サービスもあります。
給与振込は銀行に振込データを渡して依頼するため、銀行系代行会社が代行サービスを行っていることもあります。
こうした各種の給与計算代行サービスでは、専門家によるチェックや、社会保険の手続きといった専門的な業務は、別途、依頼しなければなりません。
事務作業の代行サービスの中にも、クラウドツールを導入した給与計算代行サービスでは、勤怠データや従業員データを渡すだけで、給与計算から明細作成までを代行できる外注先が多くあります。
ただし自社で給与計算ツールを開発、提供しているわけではありません。
ツールのサポートや、社会保険労務士によるチェック、手続き代行などは、別途依頼しなければなりません。
社労士事務所や系列の代行会社が、給与計算業務をを請け負っている例も多く、専門性のある業務を含めた外注が可能です。
専門的な業務も委託可能なので、別の外注先に業務を依頼する必要もありません。
ただし自社で給与計算ツールを開発、提供しているわけではないため、ツールのサポート
などは、別途依頼しなければなりません。
ツールを使う給与計算と外注との組み合わせが最適
給与計算業務を外注する場合、外注先の選定は非常に重要です。
外注先を選ぶ際には、以下のポイントに注目することが重要です。
- ①外注できる業務範囲
- ②過去の実績
- ③導入・操作の簡単さ
- ④料金(初期費用・ランニングコスト)
- ⑤セキュリティ対応
- ⑥専門家への相談体制
ツールを使った給与計算業務では、作業を丸ごと外注することもできるほか、クラウドツールでデータを共有することで、業務の一部をアウトソーシングで行うことも可能です。
特に、自社で給与計算ツールを開発し、サービスを提供している外注先であれば、導入も簡単で、サポートが充実しています。
クラウドツールの選定では、操作が分かりやすく簡単で、セキュリティ対応がしっかりしていること、初期費用やランニングコストの安さが特に重要なポイントです。
給与計算ツールの設定から計算、チェック、明細発行までの作業をまとめて外注できるサービスとして、給与計算のアウトソーシングサービスを提供している例も見られます。
『RoboRoboペイロール』は、提携する社会保険労務士法人により監修され、導入コンサルティング、毎月の給与計算チェックまでがセットになっています。
システム系の給与計算代行サービスでありながら、事務作業代行サービスや、社会保険労務士によるサービスの利点も備えています。
一つのクラウドツールから業務代行メニューを選んで利用でき、法改正や、導入時の設定代行、運用中の設定変更までサポートしていることが大きなポイントです。
2 給与計算を外注する料金の相場・目安
給与計算の外注費用は、外注先の種類ごとに大きく異なります。
これまでに説明した外注先のうち、トータルサービス系給与計算代行サービスや、銀行系の給与計算代行サービスでは、一般に料金は高額になりやすく、問い合わせをすることが必要です。
またシステム構築を必要とすることが多く、導入時の初期費用や、システム改良などで大きな費用がかかるでしょう。
給与計算代行の費用相場
事務作業代行サービスの月額料金は1万円から数万円程度が一般的です。
ただし従業員数や業務範囲、事業所数、グループ企業の依頼などによって大幅に変動します。
社会保険労務士・税理士事務所系の給与計算代行サービスも、費用は事務所によってまちまちで、従業員数によっても変動があります、
一般的な費用相場では、給与計算が月額1万円から数万円程度であることが多いでしょう。
したがって、各社のウェブサイトなどで最新の情報を確認し、料金相場の目安を調べることが大切です。
クラウドツールが安価でおすすめ、専門家への外注ができるツールも
システム系の給与計算代行サービスには、クラウドツールに代表されるものがあり、多くの場合、各社のウェブサイトに料金が明示されています。
クラウドツールはランニングコストが安価なものもありますが、社会保険労務士へのスポットの外注と組み合わせることをおすすめします。
『RoboRoboペイロール』の場合には、クラウドツールに社労士による一次チェック・設定代行が付属していながら、初期費用0円、毎月の料金も1,000円/1人と圧倒的にコストが安く設定されています。
いずれの外注先を選択した場合でも、社会保険労務士への手続き等の依頼は別途費用がかかります。
社会保険や労働保険の手続きに関しては、一つの書類につき1万円前後がかかるでしょう。
3 給与計算業務の外注先30選を徹底比較
給与計算の外注先を、外注先のタイプごとに分けて30選にまとめました。
給与計算ツールや代行サービスをインターネットで検索すると、数多くのクラウドツールや代行サービスが提供されていることがわかります。
それぞれのサービス内容や料金もまちまちです。
この記事を書くにあたっては、各社のウェブサイトを徹底的に調査し、サイトをすみずみまで調べ、次の条件も加えて30選に絞り込みました。
- 提供企業の実績、信用
- 一定の利用者数や、継続的なサービス提供が見込まれること
- 最新のツールへの更新や、法改正にも対応したサポート
外注先のタイプごとに、料金や機能、オプションサービスを紹介しましょう。
外注先①システム系の給与計算代行サービス5選
クラウドツールを提供するサービスでは、ツール画面から給与計算や明細作成ができるほか、業務代行や専門家への外注の依頼ができます。
担当者はクラウドで操作やデータ保管ができるため、トータルのコスト管理や業務管理もしやすく、おすすめです。
社会保険・労働保険の手続きは別途、専門家に外注する必要がありますが、『RoboRoboペイロール』のようにクラウドメニューから提携する専門家に依頼できるサービスもあります。
①RoboRoboペイロール
『RoboRoboペイロール』は、給与計算・明細出力ツールと、業務代行とが一つのクラウドツールででき、専門家のチェックも受けられるアウトソーシングサービスです。
利用中の勤怠管理システムから、毎月自動で勤怠データを収集し、給与計算に必要な人事情報管理機能も備えています。
東証プライム上場・RPAホールディングスのグループ企業、オープンアソシエイツが提供する、給与計算アウトソーシングサービス。
給与計算・明細出力ツールと、専門家チェック・アウトソーシングとをまとめて利用可能。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 専門家チェック、設定代行が付属 「RoboRoboペイロール」は初期費用なし 200名までの企業規模 月額1,000円/1名 201名以上は別途相談 |
外注できる業務 | 給与計算設定代行、年末調整業務代行、他 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算アウトソーシング | RoboRoboペイロール |
専門家チェック | RoboRoboペイロールに毎月の社労士一次チェックが付属 |
社会保険等の手続 | 提携社会保険労務士などに別途、依頼する必要 |
特徴➀ 設定代行
提携社会保険労務士法人により、導入から運用までのフルサポートが受けられます。
初期費用は発生しませんので、リーズナブルな価格でスタートが可能です。
さらに、導入前に丁寧なヒアリングを行うため、社内の問題解決をスムーズに行えるでしょう。
特徴➁ 専門家チェック
社会保険労務士により、毎月の給与計算について一次チェックが受けられます。
労働基準法に準拠した給与計算を実現することが可能です。
さらに、労働基準法に関する法改正があった場合にも、随時対応ができ、安心して利用できます。
特徴➂ 労働保険・社会保険・業務代行
別途オプションサービスとして、年末調整代行や社会保険の手続き代行を依頼できます。
繁忙期のみのアウトソーシングも可能なため、自社業務はツールで自動化し、専門的な手続きを外注できるため、給与計算業務のコストをトータルで低く抑えることが可能です。
以下の各サービスはいずれも、公式ウェブサイトの説明を詳細に参照し、わかりやすく表にまとめたものです。
各サービスの機能や料金は変動する可能性があります。
万全を期して比較できるように記載しましたが、最新の情報は公式サイトをご確認ください。
②ジョブカンBPO
DONUTSが提供するクラウド給与計算ツール。
勤怠管理、経費精算、労務などのツールもあり、オプションでアウトソーシングサービスを提供。
参照元:ジョブカンBPO
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 「ジョブカン給与計算」は、5名まで無料(一部機能制限) ユーザー1名につき400円/月(従業員数無制限) 外注は別途、問い合わせ。 |
外注できる業務 | 提携する社労士による給与計算代行、年末調整業務代行等 |
対応可能な企業規模 | 中小企業 |
給与計算ツール | 「ジョブカン給与計算」 |
専門家チェック | 社労士がサポートする「ジョブカンBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)」の 有料サービスを別途、依頼。 |
社会保険等の手続 | 社会保険労務士・税理士・会計士などの「認定アドバイザー制度」での紹介により別途、依頼。 |
③freee人事労務アウトソース
freeeが提供するクラウド型給与計算ソフト。
オプションのアウトソーシングプランを有料で利用可能。
参照元:freee人事労務アウトソース
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 「freee人事労務」は、 ・基本料金年払い 3,980円 / 月 47,760円/年 月払い 4,480円/月 従業員料金一人 500円/月 ・基本料金年払い 8,080円 / 月 96,960円/年 月払い9,280円/月 従業員料金一人 700円/月 外注は別途、問い合わせ。 |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 マイナンバー収集代行、マイナンバー保管代行 |
対応可能な企業規模 | 個人事業主から200人以上まで |
給与計算ツール | 「freee人事労務」 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 人事労務を丸投げできるアウトソースプランを別途、依頼。 毎月の給与計算・ 振込・ 社会保険手続き、入退社手続きや マイナンバー管理、業務改善の提案・相談や運用支援など。 |
④PROSRV on crowd
人事給与BPOサービスPROSRVの中核として提供される給与計算システム。
スポットと月例アウトソーシングを別途、依頼することも可能。
参照元:PROSRV on crowd
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 年末調整事務、地方税年度更新事務を代行する「スポット事務サービス」。 給与計算から銀行振込データや各種帳票の印刷納品までを代行する「月例事務サービス」。 |
対応可能な企業規模 | 大規模 |
給与計算ツール | 「PROSRV on crowd」 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 社会保険労務士法人による社会保険手続代行サービスがあります。 |
⓹Salazy
給与計算業務のほか、勤怠管理、人事データ管理ができる給与計算システムSalazy。
別途アウトソーシングで、幅広い業務を依頼することも可能。
参照元:Salazy
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ(相談により料金シミュレーション) |
外注できる業務 | 人事業務、給与・賞与計算、年末調整、勤怠管理など |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | 「Salazy」 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 提携社労士法人による社会保険手続代行を別途依頼 |
給与計算にクラウドツールを導入すれば、次のようなメリットが得られます。
- ①生産性の高い業務やコア業務に集中できる
- ②限られた人員でも効率的に業務を行える
- ③計算ミスなどの人為的ミスを防げる
- ④データをクラウドで共有・保管できる
- ⑤専門職人材によるチェックやサポートが得られるツールもある
- ⑥全体としてコスト削減できる
ただし社会保険・労働保険手続きなどは、別途外注に依頼する必要があります。
『RoboRoboペイロール』のように社会保険労務士によるチェック、業務代行依頼ができるクラウドツールであれば、ツールによる自動化・効率化と、専門家によるチェック・代行との両方のメリットが得られます。
3-2 外注先②トータルサービス系給与計算代行サービス9選
大企業向けの給与計算代行では、クラウドシステムを利用し、ニーズに応じたカスタマイズをして、各種業務をトータルに代行するサービスがあります。
企業規模や、外注する範囲により料金は大きく異なり、問い合わせや資料請求が必要です。
システム構築など導入時の初期費用や、運用コストが比較的高額になることも多く、気軽に導入しにくいこともあるかもしれません。
①ペイロール
給与計算業務をトータルサポートするペイロール「フルスコープ型アウトソーシング」を提供。
参照元:ペイロール
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ、資料請求 |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 人事労務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | クラウドサービスを利用 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 提携している社会保険労務士事務所に別途、依頼する必要 |
②NOC人事アウトソーシング
30年、1,000社の実績があるNOCでは、人事・総務・経理をはじめとした管理部門の業務を総合的に受託しています。
参照元:NOC人事アウトソーシング
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行など |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | クラウドサービス「SMART LINKシリーズ」 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 提携している社会保険労務士事務所に別途、依頼する必要 |
③エコミック
株式会社エコミックは給与計算に特化したアウトソーシング企業。
入力業務も含め現状の給与計算業務そのままをフルアウトソーシングすることが可能。
参照元:エコミック
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行など |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | クラウドサービスを利用、オーダーメイドで対応。 自社開発システム「セキュエイション」を活用し、簡単にデータ連携を行うことができます。 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
④BBSアウトソーシングサービス
勤怠システムに強いセゾン情報システム系SI企業が、ニーズに対応したシステムを構築。
運用ニーズや条件に合わせた手順での業務代行も提供。
参照元:BBSアウトソーシングサービス
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 人事管理代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | 既存パッケージや自社システム構築により対応 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
⓹トライアンフ
ニーズに合わせ個別にトライアンフがシステム構築し、給与計算のほか、社員窓口・勤怠管理・マイナンバー管理・年末調整まで給与計算にかかわるすべての業務に対応。
勤怠システムやマイナンバーシステム等の既存システムも利用可能。
参照元:トライアンフ
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行、人事データ管理代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | クラウドシステムなどニーズに合わせたシステム設計・構築 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
⑥Workcloud
自社開発のシステム「Workcloud」を利用した、セリディアンのクラウド型アウトソーシング。
クラウドで人事管理、勤怠管理、有休管理、給与計算などができるプラットフォームを使い業務代行を提供。
参照元:Workcloud
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ、資料請求 |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 人事管理代行、勤怠管理代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | SaaSプラットフォーム「Workcrowd」 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 フルアウトソーシングから業務の一部アウトソーシングまでの依頼が可能。 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要外部の社会保険労務士事務所によって提供が可能。 |
⑦NTTビジネスソリューションズ「給与計算アウトソーシング」
NTTビジネスソリューションズが提供するオーダーメイド型の代行サービス。
勤務管理、給与計算、賞与計算のほか、給与明細書発行など、給与担当者が行う業務を代行。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行など |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | クラウドシステムなどニーズに合わせたシステム設計・構築 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
⑧SaaS型人事給与サービス:Quefit ZeeM
TISが提供するSaaS型の人事・給与計算サービス「Quefit ZeeM」。
ニーズにより別途、アウトソーシングサービスの利用、他のシステムとの連携も可能。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 明細書・源泉徴収票印刷・発送代行サービス、三菱UFJ銀行による 振込作業代行サービス、マイナンバー収集サービス等 |
対応可能な企業規模 | 従業員数約5,000名までの企業規模まで、グループ企業にも対応 |
給与計算ツール | TISデータセンターで運用されるクラウド型給与計算ソフト |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要があります。 人事給与業務フルアウトソースの実績もあり。 |
⑨MHCトリプルウィンの給与計算アウトソーシング
データ保全体制、分散運用によるBCP(事業継続計画)対策体制のもとで、三菱HCキャピタルの系列企業が提供する給与計算代行サービス。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行など |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | データセンターでクラウドシステム運用 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
勤怠データの集計や、システム運用、各種帳票の作成や年末調整なども代行してもらえれば、大企業でも一括して給与計算業務をトータルに委託することが可能です。
ただし人事や経理と連携するような大規模システムを構築すれば、初期費用のほか、制度改正、法改正や、給与体系の変更などの際に改修費用がかかります。
運用コストも高額になりがちであるため、ツールの更新や保守も自動で行われるクラウドサービスが、導入しやすく、サポートも安心であるとして普及しています。
3-3 外注先③銀行系の給与計算代行サービス5選
銀行系代行会社が行う給与計算代行サービスでは、銀行と連携した給与振込までのデータ処理、振込関連業務の代行ができます。
銀行系代行会社の給与計算代行サービスでは、専門家によるチェックや、社会保険の手続きといった専門的な業務は請け負っていないため、それらの業務は別途、依頼しなければなりません。
①三菱UFJ給与計算サービス
三菱UFJ銀行系列。人事管理から給与計算のシステム利用、および各種帳票の出力を行うことができるクラウドサービス。
支払いや資金管理に便利なメニューや、従業員向けのポータルサイトも用意され、ペーパーレス化を実現。
参照元:三菱UFJ給与計算サービス
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業まで |
給与計算ツール | 人事管理、給与計算のシステムを利用 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
②みずほリサーチ&テクノロジーズ「給与計算事務代行サービス」
みずほ銀行系列の代行サービス。会計・決済ソリューション、人事・給与ソリューション、マイナンバー管理ソリューションを提供。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 人事情報管理、マイナンバー管理 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | 人事・給与ソリューションなどを利用 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
③CKCS ちば興銀コンピュータソフト「アウトソーシング」
ちば興銀系列のSI企業が提供。ニーズに合わせて業務を一括受託。
計算に必要な勤怠データなどの資料を送付するだけで、給与・賞与の振込データを銀行へ伝送するまでを代行。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | システム設計・導入が必要 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
④DACS りそな銀行ビジネスパートナー
りそな銀行系列の人事給与アウトソーシングソリューション。
人事管理、給与計算業務におけるクラウドサービスと業務のアウトソーシングサービスのほか、口座振替データ集配信サービスも提供。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 人事給与アウトソーシング、口座振替データ集配信サービス、 大量プリント・封入封緘サービス |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業 |
給与計算ツール | システム設計・導入が必要 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
⓹エイチアールワン「人事給与アウトソーシングサービス」
三井住友信託銀行などが出資する人事給与アウトソーシング企業。
就業管理、勤怠情報の収集から、データ作成、給与計算への反映、各種休暇管理、人事データ管理、通勤交通費管理など、ニーズに合わせた業務を代行。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 勤怠管理、人事データ管理、通勤交通費管理 |
対応可能な企業規模 | 大規模(500名~5000名) |
給与計算ツール | 中堅から大企業向けのテンプレート型BPOサービス |
専門家チェック | 別途、依頼する必要(オプション) |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(提携社会保険労務士事務所) |
給与振込は銀行に振込データを渡して依頼するため、銀行系代行会社が代行サービスを行っていることもあります。
事務作業に慣れているほか、社会的信用もあるため、振込関連業務の代行を外注可能です。
ただし銀行系代行サービスであっても、自社で給与計算ツールを開発、提供しているわけではありません。
ツールのサポートや、社会保険労務士によるチェック、手続き代行などは、別途依頼しなければなりません。
『RoboRoboペイロール』では社会保険労務士によるチェック、業務代行依頼がクラウドでできるため、安いコストでツールによる自動化・効率化と、専門家によるチェック・代行とをオールインワンで利用可能です。
外注先④事務作業代行サービス4選
事務作業代行サービスには、大規模な人材紹介企業やアウトソーシング企業が展開するサービスがあり、その他に小規模な代行企業は多数あります。
しかし単純な事務作業の多くはツールで自動化できるため、利用するメリットはあまり多くはありません。
ここでは、給与計算に特化した中堅以下の企業が提供するサービスを紹介します。
社労士など専門家によるチェックはサービスに含まれないことに注意が必要です。
①BOD「給与計算代行サービス」
社会保険や雇用保険について高い知識を持った専門チームが、お客様の給与計算を代行する、BODの給与計算代行サービス。人事労務や勤怠管理の外注にも対応。
参照元:BODの給与計算代行サービス
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 人事労務、勤怠管理、給与計算代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~大企業(数千人規模まで) |
給与計算ツール | システム設計・導入が必要 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 弊社提携先の社会保険労務士を紹介 |
②ジャパン・ビジネス・サービス「人事給与サービス」
システムの選定から給与計算実務、業務改善コンサルティング等のサービスを提供する、JBSの人事給与サービス。フルアウトソーシングも可能。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業(1,000人以上の規模まで) |
給与計算ツール | システムを選定し導入 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(社労士が在籍) |
③エムザス
システム開発の専門家も多数在籍するエムザスが開発した、自社開発クラウド製品を活用した給与計算代行サービスです。
参照元:エムザス
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業(1,000人前後の規模まで) |
給与計算ツール | 給与DX(~1000名)、給与DX for 奉行(100~300名) |
専門家チェック | 社会保険労務士がサポート。 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
④シスプロ「給与プロ」
給与プロによる、月次の給与計算から社会保険、年末調整といった給与計算業務全般の代行サービス。企業の業務に合わせた最適なアウトソーシングサービスを提供。
参照元:シスプロ「給与プロ」
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 初期費用50,000円 月額料金50名まで10,000円 51名~相談 |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業 |
給与計算ツール | クラウドツール「給与PRO」 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要 |
給与計算業務の中でも非専門的な単純作業、計算業務などは事務作業の代行サービスに外注することができます。
ただし給与計算は一見すると単純作業に見えますが、人事、労務、法令、税務など多岐にわたる知識が必要です。
これらの代行サービスでは、自社で給与計算ツールを開発、提供しているわけではありません。
ツールのサポートや、社会保険労務士によるチェック、手続き代行などは、別途依頼しなければなりません。
外注先⑤社会保険労務士・税理士系の給与計算代行サービス7選
社労士事務所や系列の企業の多くでは、給与計算事務の外注を行っています。
社会保険・労働保険の手続きなど専門的な業務をアウトソーシングできるのがポイントです。
社会保険労務士が1名の小規模事務所も多いため、ここでは比較的規模が大きく、実績のあるサービスを紹介しています。
①OAGアウトソーシング
社労士と税理士の事務所が運営する、経理や総務に専門特化した法人向けアウトソーシング企業。
経理専門の人材派遣と人材紹介サービスを提供し、併設する税理士法人や社労士法人により会計・税務・労務サービスも提供。
参照元:OAGアウトソーシング
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行、社会保険手続き 人事制度構築支援サービス、就業規則作成支援サービス |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | 会計ソフトやクラウドサービスを利用 |
専門家チェック | 別途、依頼する必要 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(OAGグループ内の社労士法人) |
②東京 経理・給与計算代行センター
税理士法人ブリッジフィールド国際会計事務所が提供する経理・給与計算代行サービス。
IDカードやタイムレコーダーなどによる勤怠データを提出し、給与明細・給与集計表・退職者源泉徴収票等の納品のほか、オプションで各種金融機関への振込や、税金の納付などの支払も代行。
参照元:東京 経理・給与計算代行センター
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ。 給与計算代行は、 月額=基本月額料金+1人当り月額料金×従業員数 ※従業員数により価格が異なる |
外注できる業務 | 提給与計算代行、年末調整業務代行、給与明細など基本帳票の印刷/郵送、勤怠データ集計 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | クラウド会計ソフトを利用 |
専門家チェック | ニーズに合わせて対応 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(所属する社会保険労務士) |
③労務・給与アウトソーシング – 社会保険労務士法人ADEPT
社会保険労務士法人が提供する労務・給与アウトソーシングサービス。
人事労務手続き、給与計算のほか、就業規則整備・作成、労務管理などを代行。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 労働、社会保険の年度更新、算定基礎届 給与計算代行 住民税の特別徴収・普通徴収の切替代行 年末調整資料(源泉徴収簿・給与支払報告書・源泉徴収票)作成 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | クラウド給与計算ソフトを利用 |
専門家チェック | ニーズに合わせて対応 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(所属する社会保険労務士) |
④メイソンコンサルタントグループ「給与計算アウトソーシング 」
社会保険労務士系の、勤怠管理、給与賞与計算、年末調整、住民税から社会保険関連までの全般業務をアウトソーシングできるサービスを提供。
要望に応じ、使用中の人事システムを使用した勤怠管理、従業員に対する直接対応、社労士による労務相談なども代行。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ。 代表的な月額料金例:12万円/50名 23万円/150名 |
外注できる業務 | 給与計算(WEB勤怠管理システム使用)、賞与計算、年末調整、労務相談、社会保険関連 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | クラウド勤怠管理・給与計算ソフトを利用 |
専門家チェック | ニーズに合わせて対応 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(所属する社会保険労務士) |
⓹株式会社イージーネット・社会保険労務士法人イージーネット
社会保険労務士法人が提供する代行サービス。
台帳管理、社会保険手続き、給与計算、就業規則、年末調整などのほか、日常的な労務相談にも対応。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 人事労務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | 勤怠管理システムをはじめ、人事・労務管理に関するシステム「E人事」を独自開発。 市販のシステムと独自システムと組み合わせて対応。 |
専門家チェック | ニーズに合わせて対応 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(所属する社会保険労務士) |
⑥エスネットワークスの給与アウトソーシング – 社会保険労務士法人エスネットワークス
社会保険労務士法人が提供するアウトソーシングサービス。
給与計算や社会保険の手続きに必要なデータを用意するだけで利用可能。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与・賞与計算代行、社会保険労働保険関係の手続き代行 年末調整業務、各種社内規程作成・相談業務 労務監査、勤怠管理 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | ニーズに合わせた3種類の給与計算パッケージを用意 |
専門家チェック | ニーズに合わせて対応 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(所属する社会保険労務士) |
⑦社会保険労務士法人 さくらマネジメントオフィス
社会保険労務士法人が提供するアウトソーシングサービス。
給与計算業務や年末調整を代行。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
料金 | 問い合わせ |
外注できる業務 | 給与計算代行、年末調整業務代行 |
対応可能な企業規模 | 中小企業~中堅企業 |
給与計算ツール | クラウド給与計算・明細作成ソフトを利用 |
専門家チェック | ニーズに合わせて対応 |
社会保険等の手続 | 別途、依頼する必要(所属する社会保険労務士) |
税理士系では記帳代行を行っている例が多く、給与計算事務も依頼できる例もありますが、社会保険・労働保険の手続きや人事・労務に関するコンサルティングはできません。
社労士事務所や系列の代行会社が、給与計算業務をを請け負っている例も多く、専門性のある業務を含めた外注が可能です。
人事・労務の専門家のため、自社や事務作業代行サービスではできない業務を外注することができます。
ただし自社で給与計算ツールを開発、提供しているわけではないため、ツールのサポートや設定代行などは、給与計算ツールの提供会社に依頼しなければならないこともあります。
クラウドツール側で社会保険労務士と提携し、専門家チェックや業務代行依頼ができるツールもあるため、比較検討することが必要です。
『RoboRoboペイロール』では、社会保険労務士によるチェック、業務代行依頼が可能です。
低コスト、導入のしやすさ、ツールによる自動化・効率化と、専門家によるチェック・代行の安心感との、両方のメリットが得られます。
4 給与計算の外注を効果的に利用するポイント
外注先のタイプ別に、給与計算の外注先30選を紹介し、それぞれの特徴がご理解いただけたことでしょう。
自社で行う業務と、外注により業務代行や専門家に依頼する業務とを使い分けることが大切です。
給与計算のミスを減らし業務を効率化するメリットと、コストがかかるデメリットとを検討し、業務を最適化するポイントは次の通りです。
①クラウドツールの導入でコスト削減
給与計算ツールを導入すれば、単純な事務作業をクラウドで行い、給与明細もオンライン配布することで費用を削減でき、安価なランニングコストで給与計算業務を効率化できます。
ツールに勤怠・人事データとの連携機能があれば、周辺業務の手間や人員も削減可能です。
削減した費用は専門家への依頼にも活用できるでしょう。
②繁忙期・専門家への依頼には外注を利用
給与計算には、年末調整、賞与支給などが発生する繁忙期が決まっているほか、入退社に伴う手続きといったイレギュラーな業務があります。
労働保険や社会保険など、社会保険労務士に依頼する業務も発生します。
繁忙期の業務やイレギュラーな業務や、専門家に依頼すべき業務など、必要な範囲で外注を活用すれば、限られた人員でトータルコストを削減しつつ、専門的な業務をこなすことが可能です。
③外注は、ツール画面の専門家・業務代行の依頼メニューから
ミスを防ぎ、余分な費用をかけないためにも、専門家チェックや業務代行を外注できるツールを選ぶことが大切です。
専門家チェックや設定代行があるクラウドツールなら、ツールのサポートや専門家への依頼を別の外注先に依頼する必要がありません。
『RoboRoboペイロール』には、社労士による一次チェック、設定代行や法改正対応が付属しており、おすすめです。
5 給与計算の代行とツール、それぞれのメリット・デメリット
給与計算業務を外注に代行してもらうことで、次のメリットが得られます。
- 生産性の高い業務やコア業務に集中できる
- 限られた人員でも効率的に業務を行える
- 計算ミスなどの人為的ミスを防げる
一方で初期設定や月々のランニングコストなどの費用がかかること、データを外部に預ける必要があることなどのデメリットもあります。
また、いずれの場合にも、専門家によるチェックや、手続きの代行などは、別途、社会保険労務士への依頼をしなければなりません。
『RoboRoboペイロール』なら、次のメリットもあります。
- データをクラウドで共有・保管できる
- 社会保険労務士によるチェックやサポートが得られる
- 業務代行や専門家への依頼もまとめてできるため、全体としてコスト削減できる
6 まとめ|給与計算業務は外注がおすすめ!
給与計算には、勤怠データの集計や毎月の給与計算、明細作成、税や社会保険の手続きなど、幅広い範囲の業務があり、限られた人員で対応するのは大変です。
そこで給与計算ツールの導入で計算などの作業は自社で行い、効率化するとともに、社会保険労務士に専門的なチェックや手続きを外注するのがおすすめです。
この記事では、給与計算業務を外注できるサービス30選を比較し、給与計算業務を外注するメリットとデメリットや料金相場、外注先を選ぶポイントについて解説しました。
『RoboRoboペイロール』では導入コンサルティングを行っており、無料で問い合わせや資料請求が可能です。
「1分でわかる!RoboRoboペイロール」の資料ダウンロードをすれば、次のことがわかります。
- 導入後の費用対効果
- 利用料金に含まれるサービス
- 1名あたりの利用料金
- RoboRoboペイロールの特徴
初期費用0円、圧倒的にリーズナブルな料金で、社会保険労務士のチェック、 勤怠管理システムとの連携、複雑な勤務体系にも柔軟に対応できるツールのイメージが具体的にご理解いただけることでしょう。