取引先の増加に伴い、反社チェックやリスク調査にかかる工数は急激に増大します。特に海外企業の確認や証跡管理が加わると、担当者の負担は限界を迎えるケースも少なくありません。
さくらインターネット株式会社では、従来活用していた反社チェックツールによる運用において、業務の属人化や海外対応の負荷増大という壁に直面していました。
そこで同社が選択したのが、RoboRoboコンプライアンスチェックへのリプレイスです。
API連携とWorld-Checkの活用により、「人が回すチェック」から「仕組みで回るチェック」へと進化を遂げたプロセスを、マネージャーの吉岡様、堀様にお話を伺いました。
1996年創業のデジタルインフラ企業。信頼性の高いクラウドおよび計算基盤を国内の自社データセンターから提供。「『やりたいこと』を『できる』に変える」を企業理念に掲げ、安心して利用できるデジタルインフラの提供を通じ、多様な取り組みを支援しています。
本記事は以下のような方におすすめです。
- 既存ツールの運用に限界を感じている
- 取引先増加に伴いチェック業務が逼迫している
- 海外企業の調査に手間がかかっている
- チェック業務を自動化・効率化したい
- API連携で審査フローを仕組み化したい
目次
導入前の状況:既存ツールの運用と「手作業」の限界
以前は別の反社チェックツールを活用していましたが、取引先情報を別システムから抽出して調査する必要があり、多大な時間を要していました。
また、法務では担当者1名で全件対応する「人力前提」の運用であったため、業務量の増加=担当者の負荷増大に直結する構造となっており、取引先が増えるほど業務品質の維持が困難な状態となっていました。
特に海外企業については1件ずつ個別に確認しなければならず、また独自のやり方で確認しており望ましい手法を模索していたところ、効率化やチェックの信頼性の向上が急務でした。
海外調査は日々更新される制裁リストやPEPs(重要な公的地位にある人物)の情報を継続的に把握する必要があり、最新情報を追い続けること自体にも一定の負荷がかかっていました。
こうした背景から、業務の効率化に加え、チェックの信頼性や網羅性を高めることが重要な課題となっていました。
導入の背景:属人化からの脱却とスケーラブルな体制構築
最大の目的は「業務の効率化」と「属人化からの脱却」です。
取引先が増え続けても回し続けられる審査体制の「仕組み化」が必要でした。
比較検討の末、API連携によって業務プロセスそのものを改善できる点、そして海外データベース「World-Check」に対応している点が、RoboRoboを選んだ決定打となりました。
RoboRoboを選んだ理由:API連携による「自動化」とWorld-Check
「API連携」と「World-Checkによる海外データ網羅性」の2点です。

単なる調査ツールの導入ではなく、自社の審査アプリやSlackと連携させることで、単に調査を行うツールではなく、検知結果を起点に判定・登録・記録までを自動で業務フローに組み込める柔軟性を評価しました。
また、手間のかかっていた海外企業の調査も、World-Checkを活用することで、日々更新される制裁リストやPEPs情報を網羅的にカバーできるため、常に最新のリスク情報に基づいた判断が可能になり、チェックの信頼性が向上したことに大きなメリットを感じています。

導入後の変化:手作業から「仕組みが回す」審査フローへ
これまでの「人が判断・管理を担う業務」から「仕組みが判断を支え、人は例外対応に集中する業務フロー」へと劇的に変化しました。
CSVによる一括検索で大量の取引先をスピーディーに処理できるようになり、証跡や履歴管理も自動で一元化されました。
これにより、部門を横断したチェック基準の統一と一元管理が可能になり、複数部門にまたがるコンプライアンス対応の最適化が実現しました。
導入して良かった点:コスト削減と判断品質の向上
時間コストの削減はもちろんですが、情報ソースの確認が容易になったことで、審査判断の納得性が高まった点です。
また、API連携によって完全に自動化された審査フローを構築できたことで、今後の取引先増加にも業務負荷が比例して増えない、スケーラブルな体制が整いました。
まとめ:「調査ツール」から「審査・管理の統合基盤」へ
さくらインターネット株式会社様の事例は、単なるツールのリプレイスにとどまらず、APIを活用した「業務変革」の成功モデルと言えます。
同社では今後、社内の複数部門で個別に実施されているコンプライアンス調査をRoboRoboに集約し、情報管理の徹底的な一元化と、さらなる業務効率化を推進していく方針です。
「複数部門で実施している調査をRoboRoboに集約し、一元管理することで、全社レベルでのガバナンス強化と効率化を両立させたい」と、その展望は明確です。
さらに、反社チェックのみならず「与信情報」や「登記情報」といった関連機能の活用も視野に入れています。これにより、RoboRoboを単なる“チェックツール”としてではなく、企業の信用リスクを一手に担う“審査・管理の統合基盤”へと進化させていく構想です。
手作業中心の非効率な運用から脱却し、デジタルインフラ企業にふさわしい「自動化基盤」への移行を実現した今回の取り組みは、同様の課題を抱える多くの企業にとって大きな指針となるでしょう。
効率的な反社チェックならRoboRoboコンプライアンスチェックにお任せ

「RoboRoboコンプライアンスチェック」は、多くの上場準備中企業から上場企業に選ばれているコンプライアンス業務の自動化ツールです。
検索の自動化だけでなく、情報の精査や証跡管理までを一気通貫でサポート。
AIと独自の仕組みにより、担当者の負担を大幅に軽減しながら、見落としリスクを大幅に低減した高精度なチェック体制を構築できます。
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