「反社チェックツールの選び方って?」
「反社チェックツールのRPAツールとAI技術の違いって何?」
反社チェックツールについてこのような疑問をお持ちになった方がいるのではないでしょうか。反社チェックツールは、扱っている情報の信憑性が高いかどうかを意識して選ぶと良いです。
反社チェックツールにはRPAやAI技術があるのですが、チェックの判断に違いがあります。とはいえ、RPAツールとAI技術の違いや選び方について詳しく知りたい方も多いはずです。
そこで本記事では、AI技術との違いや反社チェックツールの選び方、メリットや注意点などをまとめて解説していきます。
目次
反社チェックとは?

反社チェックとは、取引先や従業員が反社会的勢力(以下、反社)と関係していないかを見極める作業のことをいいます。
反社チェックを行うことで、自社が反社へ知らぬ間に資金援助を行うのを回避でき、すでに取引を行っている企業や人材との信頼関係の維持ができるようになります。
反社チェックの方法は、以下の5つがあります。
- Google検索
- 新聞記事のデータベース
- 公的機関のデータベース
- 反社チェックツールの活用
- RPAツールの活用
事前に反社チェックのやり方を把握すれば、企業や従業員を守ることにつながるでしょう。以下に紹介する項目をぜひ参考にしてみてください。
なお、反社の概要や反社チェックの必要性については「反社チェックが必要な理由や具体的な方法」の記事にて記載しておりますので、そちらもあわせてご覧ください。
①Google検索
反社チェックを行う方法の1つとして、Google検索が挙げられます。Google検索を行うと、調査対象者や組織に関する情報を見つけることができます。
企業が過去に起こした事件や問題行動、調査対象企業と関連がある人物のSNSや口コミなど、膨大な情報が確認できるため、反射であるかどうかを見極めやすいです。
Google検索の具体的な方法としては、取引先名とネガティブキーワードを組み合わせて検索すると良いでしょう。ネガティブキーワードは以下のような例を参考にしてください。
- 粉飾 横領 着服 背任 脱税 申告漏れ 違反 逮捕 送検 検挙 捜査 捜索 指名手配 判決 提訴 告訴 詐欺 盗難 詐称 訴訟 不正 偽装 容疑者 被告 架空 暗躍 暴力団 ヤクザ 反社 半グレ 暴走族 ギャング 総会屋 インサイダー 相場操縦 行政処分 行政指導 脱法 大麻 覚醒剤 セクハラ パワハラ ハラスメント ギャンブル
※一部抜粋
上記の例を取引先名と組み合わせて検索することによって、取引先の情報を見つけることができます。
②新聞記事のデータベース
新聞記事のデータベースを確認するのも、反社チェックに最適な方法です。
Google検索で出てくる情報は、範囲が広く正確な情報を見極めるのに時間がかかりがちですが、新聞記事は反社に関する事件や判例など、Google検索よりも早く正確に探し出せます。
さらに新聞記事のデータベースでは、企業の「過去20年分」や「過去10年分」と範囲を設定することができ、より信憑性が高い情報を知れます。
チェック方法はシンプルで、各新聞会社のサイトにて企業名と調べたい期間を設定するだけです。
ただし、新聞記事のデータベースを閲覧するには有料の場合が多いため、多くの新聞記事を閲覧したい場合はその分コストがかかってしまうことを頭に入れておきましょう。
③公的機関の各種データベース
公的機関の各種データベースを利用するのも、反社チェックの方法として有効です。警察や暴追センターなどの確定情報がデータベースとしてまとめられています。
ただし、暴力団追放センターのデータベースは原則として『在籍期間+離脱後5年間』データベースに情報が保持されるので、元反社などのレピュテーションリスクのキャッチアップが困難であることに注意しましょう。
④反社チェックツールを活用
反社チェックの方法として、反社チェックツールの導入も挙げられます。反社チェックツールを導入すると、取引先が反社と関係していないかを自動でチェックすることができます。
反社チェックツールは「Google検索や新聞記事からの情報収集」といった単純作業の自動化が可能です。
スピーディーにチェックができるため、自分でチェックする手間が省けられます。反社チェックのノウハウが身についていない企業には、おすすめできる反社チェック方法と言えるでしょう。
⑤RPAツールの利用
RPAツールを使用する方法は、既存の工程を自動化したい企業に向いています。RPAはブラウザ操作や特定サイトの巡回、コピー&ペーストといった単純作業を代替できるため、「決まった時間に指定サイトをチェックして結果を記録する」といったルーティン業務を人手なく実行できます。
ただし、Google検索結果をRPAで取得する行為はGoogleの利用規約に抵触するため、検索エンジンの自動巡回には利用できません。
そのため、RPAを活用する場合は、社内で利用許可がある情報源や、官報・自社データベース・公的リストなど、規約上問題のないサイトに限定して自動化を行う必要があります。
なお、RPAツールとの違いや反社チェックの自動化に関しては「反社チェックを自動化する方法とは?」の記事でも詳細に解説していますので、併せてご覧ください。
反社チェックツールの選び方とは?

反社チェックツールの利用を検討している方の中には、どれを選べば良いか気になっている方もいるでしょう。
この章では反社チェックツールの選び方を6つ紹介します。
- 情報の信憑性を確認する
- 公知情報以外の風評チェックができるか確認する
- 工数を少なく情報精査できるか確認する
- データの更新頻度を確認する
- 検索結果を自社のデータベースと連携できるか確認する
- スクリーニングの方法を確認する
反社チェックツールを選ぶ際の判断材料として参考にしてください。
①情報の信憑性を確認する
反社チェックツールを選ぶ際は、情報の信憑性を確認する必要があります。情報源の信頼性が担保できていなければ、契約後に「実は取引先が反社だった」というケースも考えられます。
信憑性がない情報を鵜呑みにしてしまったことで、反社と繋がってしまった場合、不当なお金の要求や脅迫などのトラブルに発展しまいかねません。
インターネット(Google)での検索が主流となっている傾向がありますが、Google検索で悪い情報が出ていないからといって安心はできません。
インターネット上の情報の中には、正確性がない情報も混在しているため、Google検索で得た情報の他に、複数の情報源を掛け合わせているかどうかを確認する必要があります。
以下の2つの項目を参考にするとよいでしょう。
- メディアの種類や数(Webサイト・新聞記事など)
- いつ発信された情報か(過去20年分までさかのぼれるかなど)
上記の内容で反社チェックツールの情報の信憑性を確認し、導入するか判断してください。
②公知情報以外の風評チェックができるか確認する
公知情報以外の風評チェック機能の有無を確認するのも1つの判断基準です。風評とは、SNSや口コミなどの世間の評判がわかる情報のことを言います。
SNSや口コミなどの情報は、実際に利用したり関わりがあったりする人が評価しているため、情報の信憑性が上がります。
Google上に載っている情報や新聞記事の情報(公知情報)は隠蔽することも可能ですが、風評情報はリアルな評判となるため、企業の「裏の顔」を知れるでしょう。
そのため、リアルな情報を知るためにも反社チェックツールを選ぶ際は、以下の2つのような情報を取り扱っているかを確認する必要があります。
- SNSの情報
- 企業の口コミ
ぜひ参考にしてみてください。
③工数を少なく情報精査できるかを確認する
工数を少なく情報精査できるかを確認するのも1つの判断基準となります。反社チェックにかける工数が少なく情報精査ができると従業員の業務の効率化が図れるからです。
工数を少なくすることによって、担当者が反社チェックに割く時間を短縮することができるため、反社チェックと主要業務の両立が図れます。
具体的な確認項目としては以下の2つを取り上げます。
- 情報収集の範囲はどこか
- 反社かどうかの判断までしてくれるのか
上記の理由から、工数の少ない反社チェックツールを導入し業務を効率化しましょう。
④データの更新頻度を確認する
データの更新頻度の高さも1つの判断材料となります。
理由としては、データの更新頻度は高ければ高いほど情報の信憑性も高まるからです。
しかし、データの更新頻度が低く、反社チェックツールによって収集された企業の基本情報が古い場合は、情報の信憑性は低くなります。
情報の信憑性を高めるためにも、データの更新日時を確認し、情報の最新性を確認するのが良いでしょう。
上記の理由から、反社チェックツールを選ぶ判断材料としてデータの更新頻度・最新性を確認すると良いです。
⑤検索結果を自社のデータベースと連携できるか確認する
反社チェックツールを選ぶ上で、検索結果を自社が所持しているデータベースと連携できるかを確認するのも有効的です。
検索結果を自社のデータベースと連携できると、すでに取引をしている企業を普段の営業活動の中で常に反社チェックが行えます。
すでに取引している企業の反社チェックができる点や常に反社チェックが行えるという点は、業務の効率化につながると同時に取引先が反社だった場合に迅速な対応ができるようになります。
もし取引先が反社だと発覚するのが遅れた場合、営業に掛けた時間や労力のロスだけでなく、取引先とのトラブルに発展する可能性もあるため注意してください。
以上の理由から検索結果を自社のデータベースと連携できるか確認してから反社チェックツールを選ぶと良いでしょう。
⑥スクリーニング(ふるい分け)の方法を確認する
スクリーニング・ふるい分けの方法を確認することも、反社チェックツールを選択するうえでの重要な判断材料です。
スクリーニングの方法を確認することによって、情報の取捨選択の観点から情報の信憑性が高くなることが期待出来ます。
Google検索で出てきた情報は、関連性の高い情報のほかに誤った情報、または関連性の低い情報が混在しているため、関連性の低い情報を減らす工夫が備わっているかを確認すると良いです。
例えば、「RoboRoboコンプライアンスチェック」では、AIにより関連する記事を3段階で自動選別して「注目度」の高さに応じて優先順位をつけることができ、重要記事の見落としを防いで効率的に反社チェックすることができます。
スクリーニングの方法としてAI技術を搭載し、情報の信憑性を高めているRoboRoboコンプライアンスチェックの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
反社チェックツールを導入するメリットとは?

反社チェックツールを導入するメリットは以下3つです。
- 世間からの信用を保てる
- 自社の反社チェックの負担を軽減できる
- 未然に犯罪行為に巻き込まれるのを防ぐことができる
あらかじめメリットを把握すれば、反社チェックツールの利用を前向きに検討できるようになるでしょう。以下3つの内容をぜひ参考にしてみてください。
①世間からの信用を保てる
反社チェックツールを導入するメリットの1つに、世間からの信用を保てることが挙げられます。もし自社の取引先に反社がいた場合、「反社と取引している会社だから危険」とみなされてしまい、世間からの信用が低下してしまいます。
故意かどうかに限らず、世間からの信用が低下すれば自社の売り上げ低下は免れません。反社チェックツールを活用して不適切なつながりを排除できれば、他者に対してコンプライアンスを遵守する企業であるとアピールできます。
世間からの信用を保つためにも反社チェックツールを導入しましょう。
②自社の反社チェックの負担を軽減できる
反社チェックツールを導入すると、自社の反社チェックへの負担軽減ができる点もメリットです。
反社チェックツールを導入すると、新聞記事やGoogle上の情報を一括検索で確認できます。また、反社チェックツールを導入することによって手作業よりも早く正確に情報の収集ができるため、反社チェックの負担軽減と効率化も期待できます。
上記の内容から反社チェック業務の負担軽減や効率化のために、反社チェックツールを導入すると良いでしょう。
③未然に犯罪行為に巻き込まれるのを防ぐことができる
犯罪行為に巻き込まれるのを未然に防げるのも、反社チェックツールを利用するメリットです。
上記で紹介したように、反社チェックツールを導入することで、取引前の企業や取引中の企業に対して反社チェックを行えます。
そのため、反社チェックツールによって事前に反社の存在を洗い出し、犯罪に巻き込まれる可能性を潰せるのです。
反社とのつながりがあると、自社に対し脅迫をされる可能性や、望まぬ取引や違法な行為に加担させられる可能性もあります。
反社チェックツールを導入し、事前に反社の存在を洗い出し犯罪に巻き込まれる可能性を潰しましょう。
反社チェックツールを導入する際の注意点

ここまで反社チェックツールの選び方や導入するメリットを紹介してきました。しかし、反社チェックツールを導入したからといって完璧な反社チェックが行われるわけではありません。
以下では3つの注意点を紹介します。
- 反社チェックツールに頼りすぎない
- 反社チェックを定期的に行う
- オプション費用の有無を確認する
上記のような注意点を押さえたうえで、自社を守るための反社チェックを行いましょう。
①反社チェックツールに頼りすぎない
反社チェックに頼りすぎてしまうと、最終的な判断を間違える可能性があります。
前章では反社チェックツールは正確性が高いと解説しましたが、同姓同名といった曖昧な部分についての判断は反社チェックツールには難しいです。
反社チェックツールに頼り切り、反社ではない企業を反社と判断してしまえば、取引先にとっても自社にとっても損失になります。
業務負荷軽減に意識を向け、曖昧な部分や最終的な判断は人の手で行うようにしましょう。
②反社チェックを定期的に行う
反社チェックは定期的に行うと効果的です。反社チェックを定期的に行うことによって、取引中に反社と関わりを持った企業を調べ上げることができます。
取引前では反社ではなかったものの、取引を開始してから反社になる企業も少なくありません。自社を守るためにも、「半年に1回」や「年に1回」という周期を目処に行うのが理想的です。
上記の理由から、反社チェックを定期的に行い自社を守りましょう。
③オプション費用の有無を確認する
反社チェックツールを導入する際は、オプション費用を確認しましょう。反社チェックツールによって件数や情報の調査範囲を決める際にはオプション費用が発生します。
各ツールによって価格設定は異なり、「もともとコストは安かったけど、オプションを付けたらコストが高くなりすぎた」という場合があるかもしれません。
各ツールの料金表の確認や、機能の確認をして自社に合う反社チェックツールを導入しましょう。
反社チェックツールをうまく導入するには?

前章では反社チェックツールを導入する際の注意点を紹介しました。反社チェックツールの選び方やメリットなども紹介してきましたが、各会社によって導入するべき反社チェックツールは異なります。
選び方と似てはいるものの、反社チェックツールをうまく導入するためには違った視点が必要です。
以下ではその視点・方法を2つ紹介します。
- 自社の反社チェックにおける課題や問題点を確認する
- 反社チェックツールを利用する範囲を決める
反社チェックツールをうまく導入するための参考にしてください。
①自社の反社チェックにおける課題や問題点を確認する
まず、自社における反社チェック業務の現状を確認しましょう。
反社チェックを行うべき企業の数に対してどれほど人員が不足していたのか、反社であるかどうかの判断に困ったことがあるか、など確認項目は様々です。
自社の問題点の具体例は以下のようになっております。
- 人的な業務を減らしたい
- 反社チェックの制度に不安がある
- 反社かどうかの判断が悪い
以上の問題点を踏まえたうえで反社チェックツールを導入しましょう。
②反社チェックツールを利用する範囲を決める
反社チェックツールに行って欲しい業務・範囲を決めることが上手く導入する1つの方法です。
上記で解説したように、反社チェックツールに頼りすぎるのは良くありません。
人的コスト削減を重要視したいのか、コンプライアンス強化を重要視したいのか、詳細な情報収集を重要視したいのか、または全てを重要視したいのか、各会社によって重要視したい項目は異なるでしょう。
反社チェックツールを導入する理由のうち、どの項目が自社の反社チェックツールの利用目的と一致するかよく比較してから導入するのが良いです。
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- 検索数100件 / 月 20,000円( 単価 200円 )
- 検索数300件 / 月 54,000円( 単価 180円 )
- 検索数500件 / 月 80,000円( 単価 160円 )
- 検索数700件 / 月 98,000円( 単価 140円 )
- 検索数1,000件 / 月120,000円( 単価 120円 )
RoboRoboコンプライアンスチェックにより自動化すれば、多彩な機能で業務を効率化できるでしょう。
まとめ
今回、反社チェックツールのRPAツールとAI技術の違いや、反社チェックツールの選び方、メリットや注意点を紹介しました。
反社チェックツールは、自社の世間からの信用はもちろん従業員の身を守るためにも必要なサービスです。
もし、反社とのつながりが発覚すれば「知らなかった」では済まされません。
RoboRoboコンプライアンスチェックを導入すれば、AI技術によって契約を断るべき対象者を抽出できます。
反社チェックツールの導入を検討されている方は、RoboRoboコンプライアンスチェックを利用しましょう!


