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与信管理の方法とは?取引先の管理基準・限度額の設定から反社チェックまで解説

取引先との掛取引を安全に進めるには、与信管理が欠かせません。しかし、「与信限度額をどう算出すればいいのか分からない」「体制を整えたいが、何から手をつければいいのか見えない」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。

与信管理を怠れば、売掛金の未回収や連鎖倒産といった重大な経営リスクにつながります。東京商工リサーチによると、2025年の全国企業倒産件数は2年連続で1万件を超えており、取引先の信用リスクは決して他人事ではありません。

本記事では、与信管理の基本的な考え方から、与信限度額の具体的な算出方法、社内体制の構築ポイント、実務で注意すべき点まで、取引先の与信管理に必要な知識を体系的に解説します。

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与信とは

与信とは、取引を行う相手に信用を与えることを意味する言葉です。

ビジネスシーンでは、商品やサービスを先に提供し、代金を後から受け取る「掛取引」において重要な考え方になります。納品と代金回収の間にタイムラグが生じるため、その間、取引先を信用して代金を回収できるかどうかを見極める必要があるのです。

与信は、金融機関の融資だけでなく、通常の企業間取引においても日常的に発生しています。

取引先に十分な支払い能力があるかを事前に見極めずに掛取引を行えば、代金を回収できないリスクを抱えたまま事業を続けることになります

与信管理とは

与信管理とは、取引相手の信用度にもとづいて与信を設定し、継続的にコントロールすることです。たとえば、代金の支払いで遅延したことがない、財務状況が安定しているなど、信用度の高い取引先であれば与信を高めに設定できます。

一方で、支払期限を過ぎても代金が支払われなかったことがある取引先には、与信を低く設定する、あるいは取引条件を見直すといった対応が必要です。与信管理は、取引先と継続的に取引を行ううえで欠かせない業務です。

与信管理が重要な理由

与信管理を行わずに取引をした場合、取引相手から売掛金を回収できないなど、自社に損失が発生するリスクが高まります。損失額が大きければ、自社が連鎖的に資金繰り悪化に陥り、最悪の場合は倒産するおそれもあります

東京商工リサーチの調査によると、2025年の全国企業倒産件数は1万300件(前年比2.9%増)と、2年連続で1万件を超えました(※1)。

倒産件数はコロナ禍の2021年を底に4年連続で増加しており、取引先が倒産すれば売掛金の回収はできないため、取引前・取引中を通じて継続的な与信管理を行う必要性が指摘されています。

未回収リスクを回避するだけでなく、与信管理を適切に行うことは、対外的な信用や評価を守ることにもつながります

もし与信管理体制が不十分で取引先の倒産などのトラブルに巻き込まれれば、自社の資金繰りが計画通りにいかなくなるだけでなく、取引先や金融機関からの信用低下を招きかねません。

与信管理の基準とは

与信管理を行う際は、まず与信枠(与信限度額)を設定する必要があります。与信枠の基準は、大きく分けて自社の財務状況と取引先の財務状況の2つの視点から検討します。

自社の財務状況を基準にする場合は、一定のルールを決めることで複数の取引先に一律に当てはめられます。取引先の財務状況を基準にする場合は、取引先ごとに個別の与信枠の設定が必要です。

与信管理の方法の流れ

何の情報もないまま与信管理を進めれば、リスクに備えた対応ができない可能性があります。とくに財務状況を基準に与信を判断する場合は、取引先の財務状況などの情報が不可欠です。

必要な情報を収集してから与信管理を進めるようにしましょう。継続的に取引を行う場合は、取引相手の財務状況などにあわせて与信枠を定期的に見直すことも必要です。

与信管理は、大きく分けて4つのステップで進みます。

  1. 取引先の調査
  2. 与信の承認
  3. 与信審査
  4. 与信後の管理

1:取引先の調査

取引先の情報は、大きく分けて外部情報と内部情報の2種類があります

集める情報の種類によって、選ぶべき調査方法は異なります。情報収集を行う際に大切なポイントは、情報源を1つに定めないことです。複数の情報源を持ち、多方面から集めた情報を組み合わせながら取引先の与信を判断しましょう。

外部情報の調査

外部情報は、取引先のホームページから情報を集めることができます。具体的には、コーポレートサイトに掲載されている情報を主に調べることになります。他にも、第三者によって提供されている情報から、取引先の与信を判断することも可能です。

主に、有料で得られる情報と無料で得られる情報に分けられます。有料情報には、調査会社の独自調査や法務局の商業登記簿などがあります

登記情報は法務局が提供する登記情報提供サービスからオンラインで取得することも可能です(※2)。有料で得た情報は信頼度が高く、取引先の与信を判断する際に有効です。

無料情報を得る場合は、インターネットでの検索が基本になります。

たとえば国税庁の法人番号公表サイトでは、取引先の商号や所在地を無料で確認できます(※3)。口コミサイトなどから、取引先の評判や口コミなどを確認したい場合にもおすすめですが、口コミサイトに掲載されている情報は必ずしも正確とは限らないため、参考にする程度に留めておきましょう。

内部情報の調査

内部情報を調査する場合は、取引先にヒアリングを行うのが一般的です。取引先で聞き取り調査を行った際の情報を内部情報として取り扱います。ただし、与信管理が目的でも取引先にヒアリングを強要できないため、協力を仰いで情報を教えてもらわなければなりません

また、自社の営業担当者が取引先で得た情報や相手から受け取った名刺情報も内部情報として扱われます。

たとえば、取引先を訪問したときの職場の雰囲気や、名刺に記載された所在地にオフィスが実在するのかを確認した際の情報などがあげられます。

2:与信の承認

与信管理を行うプロセスの1つに、与信承認があります。一般的に、与信を承認するまでに時間がかかることも珍しくありません

与信承認は以下の手順で進められます。

  1. 商談
  2. 情報収集
  3. 審査
  4. 判断

契約の交渉の商談では営業担当者が訪問先でどのような会社なのかを調査し、集めた外部情報と内部情報は取引先の与信を判断する材料になります。

取引先の与信をもとに与信枠を設定し、与信枠にもとづいて取引先との契約交渉を進めていくのが一般的な流れです。

3:与信審査

与信承認後は、集めた取引先の情報を定量分析、定性分析、商流分析の3つの方法で分析します。

定量分析とは、企業が公表している決算書などのデータを分析する方法です。定性分析は、数値化できない資金繰りの見通しや販売基盤、経営者の経営判断力などを評価する分析です。

商流分析とは、商品などを利用・消費するエンドユーザーとの取引の流れや決済条件など、事業全体を分析したい場合に有効な方法です。

4:与信の後に行う管理

取引の開始後も定期的に外部情報と内部情報を収集することが大切です。

たとえば、取引先の情報を定期的に収集していなければ、資金繰りの悪化に気づけません。取引を続ければ、売掛金の回収ができなくなるおそれがあります。

与信の後は、債権管理、取引先の見直し、問題案件の管理を徹底しましょう

債権管理とは、取引先が支払いの遅れや与信枠を超えた取引をしていないかを確認し、資金繰りの悪化などを見逃さないようにする管理方法のことです。取引先の財務状況の確認後は、定期的な見直しも必要です。

多方面から取引先の情報を集めて分析を行い、必要に応じて取引を中止するなどの判断をします。

問題案件の管理は取引先の倒産などのリスクに一早く気づき、自社の損失を最小限にするための対策を取るうえで重要です。

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与信管理の基準を設ける上でのポイント

与信管理の基準を設定する際にはいくつかポイントがあるため、どのような点を意識すればいいのか把握したうえで基準を設けましょう。

必要な情報の整理をする

与信管理で必要な情報を整理するためには、まず判断基準を策定する必要があります。たとえば、取引先の会社の規模や資本金の金額、事業内容などの会社の概要をまとめておくことも大切です。

また、財務状況を把握するうえで損益やキャッシュフロー、貸借対照表などの決算書に記載されている情報も必要です。

経営者の資質を判断するうえで、経営者や役員の人物像や経歴などの情報が欠かせません。さらに、債権譲渡や不動産譲渡などの登記にかかわる情報なども集めておきましょう。登記情報は、法務局が提供する登記情報提供サービスで確認できます(※2)。

他にも、事業の拡大・縮小や投資などの長期にわたる事業計画の情報を収集することで、継続的な取引を行える会社かどうかを判断する際に役立ちます。

与信限度額の設定

与信枠は取引先の信用度に応じて設定するのが基本的な考えですが、自社の経営に悪影響が及ばない範囲内で与信限度額を設けるようにしましょう。信用度の高い取引相手でも与信限度額を高く設定しすぎれば、自社の経営状況を圧迫する可能性があるため注意が必要です。

与信限度額の算出方法として代表的なのは、以下の2つです。

①取引先の財務力から算出する方法

取引先の純資産額に、信用度に応じて設定した掛け目(ウェイト)を乗じて算出する方法です。
与信限度額 = 取引先の純資産額 × 信用度に応じたウェイト(例:10〜30%程度)
信用度が高いほどウェイトを大きく、懸念がある場合は小さく設定します。取引先の財務状況が信用調査報告書などで確認できる場合に採用しやすい方法です。

②自社の売上債権残高から算出する方法

自社の年間売上高や取引先に対する売掛金の回転期間をもとに算出する方法です。
与信限度額 = 取引先との年間予定取引額 ÷ 12ヶ月 ×(回収サイト+安全在庫期間)
たとえば月商300万円の取引先で、支払いサイトが「月末締め翌々月末払い」(実質2ヶ月)である場合、与信限度額の目安は600万円程度となります。取引先の財務情報が十分に得られない場合でも、自社の取引実績から現実的な限度額を設定できるのがメリットです。 いずれの方法も一度設定して終わりではなく、取引実績や財務状況の変化にあわせて定期的に見直すことが重要です

与信管理体制を構築するポイント

与信限度額の基準を決めても、それを組織として継続的に運用できなければ意味がありません。ここでは、与信管理を仕組みとして機能させるための体制構築のポイントを解説します。

与信管理を担う部門・体制を明確にする

与信管理は、営業部門と管理部門(経理・与信管理部門など)が連携して行う業務です。営業担当者は取引先との接点から得た内部情報を提供し、管理部門はその情報と外部情報を突き合わせて客観的な与信判断を行います。

企業によっては営業部門と与信管理部門が同一であるケースもありますが、営業部門は取引拡大を優先しがちなため、与信判断が甘くなるリスクがあります。可能であれば、与信判断を行う部門は営業部門から独立させ、客観的な立場でチェックできる体制を整えましょう

与信管理規定・与信取引基準を文書化する

与信限度額の算出方法や、与信審査の承認フロー、取引開始後の見直し頻度などを、社内の与信管理規定・与信取引基準として文書化しておくことが重要です。

基準が明文化されていないと、担当者ごとに判断がばらつき、属人化を招きます。特に取引先が増えるほど、統一された基準がないまま個別対応を続けることは、リスク管理上の抜け漏れにつながります。

規定には、以下のような項目を盛り込みましょう。

  • 与信限度額の算出方法と承認権限者
  • 新規取引開始時に必須の調査項目
  • 定期見直しの頻度(半期ごと、年次など)
  • 与信限度額を超過した場合の対応フロー
  • 反社会的勢力が疑われる場合の対応手順

PDCAサイクルで与信管理体制を見直す

与信管理体制は、一度構築して終わりではありません。運用状況や取引先の状況変化を踏まえて、定期的に見直すことが求められます。

具体的には、与信管理およびリスク対策の実施状況、与信取引基準の有効性を定期的に監査・評価し、実務上の問題点を踏まえて規定や運用フローの改善を行います。回収遅延や与信事故が発生した場合は、その要因を分析し、規定やチェック体制の見直しにつなげましょう。

この改善サイクルを継続的に回すことで、取引先の増加や経営環境の変化に対応できる、実効性のある与信管理体制を維持できます。

与信管理で注意すること

与信管理を行う際の注意点は、社内での情報共有と調査費用を決めておくことです。以下で、それぞれの注意点を解説します。

情報共有を行う

与信管理では営業担当者が取引先から得た情報が必要になるため、与信管理部門と営業部門間での情報共有が必須です。

営業担当者は取引先の与信の判断や定期的な見直しを行ううえで、取引先の内部情報を収集する重要な役割を担っています。

前章で触れたように、与信管理規定を整備していても、営業部門と管理部門の間で情報がスムーズに共有される仕組みがなければ、規定は形骸化してしまいます。定例会議や共有システムなど、日常的に情報が行き交う仕組みをあわせて整えましょう。

調査のコストを定める

取引先の与信を判断する際の調査費用にいくらかけるのかを、事前に決めておくことが大切です。

たとえば、1回の商取引で出る利益よりも高い費用を調査に費やすと、取引を行う必要性がなくなります

自社で与信調査を行う場合は、調査にかかる費用・時間と調査会社への依頼費用・時間を比較し、費用対効果の高いほうを選ぶようにしましょう。

取引金額やリスクの大きさに応じて調査の濃淡をつけることも有効です。大口取引には信用調査会社への依頼調査を、小口取引には無料の企業データベースやスクリーニングツールを使うといった使い分けにより、限られた予算内で網羅的な与信管理が可能になります。

与信管理と反社チェックはセットで行うべき理由

これまで解説してきた与信管理は、取引先の「支払い能力」や「財務の健全性」を見極めるための仕組みです。

しかし、与信管理の基準をどれだけ精緻に整えても、それだけでは見抜けないリスクがあります。それが、反社会的勢力との関わりです。

財務が健全でも反社リスクは判別できない

与信審査で純資産や売上債権の状況が良好と判断された取引先であっても、代表者や役員が反社会的勢力と関係している、あるいはフロント企業として機能しているケースは存在します財務諸表の数値や与信限度額の計算だけでは、こうしたリスクは見抜けません

国は「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」を示し、企業に対して反社会的勢力との関係遮断を求めています(※4)。

反社会的勢力との取引が発覚した場合、貸し倒れとは比較にならないほど深刻な影響が生じます。暴力団排除条例に基づく行政処分の対象となる可能性があるほか、取引の事実が報道されれば自社の信用そのものが大きく損なわれます。

上場企業やIPO準備企業であれば、取引所への確認書提出や上場審査にも直結する重大なリスクです。

与信管理のプロセスに反社チェックを組み込む

前章までで解説した「取引先の調査」「与信の承認」「与信後の管理」という与信管理のプロセスは、そのまま反社チェックを組み込むべきタイミングでもあります

取引先の情報を収集する段階で、財務情報の調査とあわせてインターネット記事・新聞記事・SNSでのスクリーニングを行えば、追加の工数をほとんどかけずにリスクの見落としを防げます

新規取引開始時や定期的な見直しのタイミングは、与信の再評価と反社チェックの両方を実施すべき重要な節目です。

別々の調査で行う非効率

与信管理は与信管理部門で、反社チェックは別の部署やツールで分けて運用している企業も少なくありません。

しかしこの場合、対象企業の情報を二重に登録・管理する手間が発生し、証跡も別々に保存されるため、監査や上場審査の際に説明資料をまとめる負担が大きくなります

与信調査と反社チェックを同時に実行できるツールを活用すれば、1回の登録で両方のリスクを確認でき、業務効率と証跡管理の両面で大きなメリットが得られます

RoboRobo AI与信チェックで与信管理と反社チェックを同時に効率化

与信管理と反社チェックの両方を効率的に実施したい場合、RoboRobo AI与信チェックの活用がおすすめです。 与信調査
  • 与信調査1件2,000円、反社チェック1件100円〜で、信用調査会社のスポット調査(30,000円/件)と比較して大幅なコスト削減が可能
  • ネット記事・新聞記事・倒産リスク情報をAIが自動収集・判定するため、担当者の工数を削減
  • 取引先データをセキュアに保管し、チェック結果・証跡を一元管理できるため監査対応にも対応
  • 東証プライム上場企業からIPO準備企業まで4,000社以上が導入
与信管理規定に定めた定期見直しのタイミングや、新規取引開始時に、与信調査と反社チェックをまとめて実施することで、調査の抜け漏れを防ぎながら業務負担を軽減できます

導入事例:松屋フーズホールディングス株式会社

導入例記事_松屋_アイキャッチ画像

全国に飲食チェーンを展開する松屋フーズホールディングス株式会社では、仕入れ先・建設下請け・廃棄物処理業者など多岐にわたる取引先の反社チェックと与信確認を各部署が個別に実施しており、チェック方法や判断基準がバラバラな状態になっていたといいます

RoboRoboコンプライアンスチェックの導入と同時に、チェック業務を総務部に集約し、1件あたり5〜6分かかっていた作業を1〜2分に短縮。月平均87時間の業務時間削減を実現しています。

AIによるリスクレベルの3段階分類で品質も均一化され、監査対応に必要な証跡の一元管理も可能になりました。

松屋フーズホールディングス株式会社の導入事例はこちら>>

与信管理に関するよくある質問

Q. 与信管理と与信調査の違いは何ですか?

与信調査は、取引先の財務状況や支払い能力を調べる「情報収集」の工程を指します。与信管理は、その調査結果をもとに与信限度額を設定し、取引開始後も継続的に見直しを行う一連のプロセス全体を指す、より広い概念です。

与信調査は与信管理の一部と捉えると分かりやすいでしょう。

Q. 与信限度額はどのように決めればいいですか?

代表的な方法は2つあります。

  1. 取引先の純資産額に信用度に応じたウェイト(掛け目)を乗じて算出する方法
  2. 自社の年間予定取引額をもとに、支払いサイトや安全在庫期間を加味して算出する方法

取引先の財務情報が十分に得られない場合は後者が有効です。いずれの方法も、定期的な見直しが欠かせません。

Q. 与信管理は誰が担当すべきですか?

営業部門と、経理・与信管理部門などの管理部門が連携して行うのが基本です。営業部門は取引先との接点から得た内部情報を提供し、管理部門は財務情報などの外部情報とあわせて客観的に判断します。

可能であれば、与信判断を行う部門は営業部門から独立させ、公平な立場で審査できる体制を整えることが望ましいです。

Q. 与信管理で見直しを行うタイミングはいつですか?

新規で取引を開始するとき、既存取引先との取引額が大きく増えるとき、そして半期ごとや年に一度など定期的なタイミングの3つが主な見直しの機会です。

特に取引額が拡大する際は、未回収リスクの総額も増えるため、必ず与信限度額を再評価しましょう。

Q. 与信管理を行う際、反社チェックも一緒にすべきですか?

はい、あわせて行うことを強く推奨します。与信管理は主に財務面・支払い能力を見る仕組みであり、反社会的勢力との関わりは別軸のリスクです。

財務が健全な取引先であっても、反社チェックを怠れば重大なコンプライアンスリスクを見落とす可能性があります。

与信調査と反社チェックを同時に実行できるツールを使えば、追加の工数をかけずに両方のリスクを確認できます

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まとめ

与信管理とは、取引先の信用度にもとづいて与信限度額を設定し、継続的に見直すことで、売掛金の未回収リスクを防ぐための一連の仕組みです。

取引先の調査から与信の承認、審査、取引開始後の管理まで、体系立てたプロセスとして運用することが重要になります。

与信限度額の算出方法を明確にし、与信管理規定として文書化したうえで、営業部門と管理部門が連携しながらPDCAサイクルで見直しを続けることが、実効性のある与信管理体制の構築につながります。

ただし、与信管理は財務面のリスクを見極めるものであり、それだけでは反社会的勢力との関わりまでは見抜けません。

与信調査

RoboRobo AI与信チェックなら、与信調査と反社チェックを1つのツールで同時に実行でき、コストと工数を抑えながら網羅的な調査体制を構築できます。

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【参考・参照】

※1 「2025年(令和7年)の全国企業倒産1万300件(東京商工リサーチ)」を加工し作成

※2 「登記情報提供サービス(法務省)」を加工し作成

※3 「法人番号公表サイト(国税庁)」を加工し作成

※4 「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針(法務省)」を加工し作成